そこまで見せて大丈夫?『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』 【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第100回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回の「しゃベルシネマ」は、女性なら誰もが憧れるティファニーの秘密に迫るドキュメンタリー『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』を掘り起こします。

世界でも屈指の人気を誇るジュエリーブランド、ティファニー初のドキュメンタリー映画

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1837年の創業以来、世界中の人々を魅了してきたジュエリー・ブランド、ティファニー。
その魅力に迫るドキュメンタリー映画が誕生しました。

創業者チャールズ・ルイス・ティファニーのエピソードから始まり、ブランドカラーであるティファニー ・ブルーの誕生秘話、アカデミー賞のジュエリー選びの裏側、そしてティファニーの顧客だった歴代大統領やファーストレディたちについての逸話が明らかに。
さらに、謎に包まれたティファニーの製作現場の裏側にまでカメラが潜入。
ジュエリーの魅力と共に、ティファニーの知られざる歴史を次々と紹介。

「そこまで見せてしまっていいんですか???」と驚愕しながらも、スクリーンを彩る数々のジュエリーにうっとり見とれてしまいます。

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さて、これまでティファニーが数々の映画や海外ドラマにジュエリーを提供してきたのは有名な話。
それらにまつわるエピソードも、映画のワンシーンを交えながら紹介されていて、映画ファンにとっては嬉しいトコロ。

オードリー・ヘップバーン主演の『ティファニーで朝食を』やリザー・ウィザースプーン主演の『メラニーは行く!』、海外ドラマでは「フレンズ」や「セックス・アンド・ザ・シティ」…。
ティファニーと映像作品にまつわるエピソードを聞くと、これら映画やドラマをもう一度見直したくなるのもティファニーの魅力!?

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様々なテーマと製作者の感性が交錯し、その魅力を余すところなく映し出していくのがドキュメンタリー映画の魅力。
監督を務めたのは、世界のポップカルチャーの発信地、ニューヨークが誇るファッションアイコンを撮り続けるマシュー・ミーレー。
前作『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』では“世界一のデパート”と言われるニューヨーク五番街のデパートを、そして今作では世界屈指のジュエリーブランド、ティファニー。

まるでパズルのピースを埋めていくように、バラエティに富んだ逸話を立体的、且つスピーディーに展開する本作は、あなたが知らなかったティファニーがいっぱい詰まってます。

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この映画を見たあと「ねぇ、知ってる?」と、誰かに話したくなるエピソードが満載ですよ。

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ティファニー ニューヨーク五番街の秘密
2016年11月5日から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他にて全国ロードショー
監督:マシュー・ミーレー
出演:バズ・ラーマン、レイチェル・ゾー、ジェシカ・ビール、ロブ・マーシャル、フランチェスカ・アムフィテアトロフ ほか
公式サイト http://www.finefilms.co.jp/tiffany/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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