またまた大暴れ!『土竜の唄 香港狂想曲』【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第119回】

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さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、『土竜の唄 香港狂想曲』を掘り起こします。

スリル、コーフン、アクション、お色気、すべてが前作を超えた!

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高橋のぼるの人気コミックを、生田斗真主演、三池崇史監督、宮藤官九郎脚本のタッグで実写映画化した『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI』。
2014年に公開となった映画はハイティーンから20代の男女を中心に、一大モグラ旋風を巻き起こし、興行収入21億円以上のビッグヒットを記録。

そして2016年、メリークリスマス!からハッピーニューイヤー!!にかけて日本中がお祭り騒ぎとなる年の瀬に、待望の続編が公開。
『土竜の唄 香港狂想曲』、またまたヤツらが暴れ出します!

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潜入捜査官「モグラ」として凶悪な犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ菊川玲二は、日浦組組長・日浦匡也と兄弟の契りを交わし、思いがけず日浦組若頭に就任。
捜査の最終ターゲットである数寄矢会会長・轟周宝から、極悪非道なチャイニーズマフィア・仙骨竜の撲滅と、周宝とその娘である迦蓮のボディーガードを命じられる。

一方、警視庁では容姿・頭脳・人望もピカイチのエリート警察官 兜真矢が組織犯罪対策部課長に就任。
警察官とヤクザの癒着撲滅を目指す兜は、玲二の逮捕に動き始める…。

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原作でも絶大な人気を誇る「チャイニーズマフィア編」を実写化した本作は、香港が舞台。
前作以上にミッション絶対インポッシブルな任務に挑む潜入捜査官・菊川玲二を演じるのは、もちろん生田斗真。
前作では、全裸で車のボンネットに括り付けられて、そのまま洗車される…というショッキングなシーンもありましたが、続編となるとそれを越える刺激を求めてしまうもの。
はい、ちゃ〜んと前作を超えてます!
生田さん、そこまでやりますか?
…というより、
三池監督、そこまでやらせますか???
…と、目を疑うようなギリギリアクションが満載です。

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そんな玲二を中心に、キャスト陣はさらに豪華&斬新な顔ぶれ。
仲里依紗、遠藤憲一、堤真一ら前作のキャストに加え、兜真矢役に瑛太、轟迦蓮役に本田翼、はぐれヤクザの桜罵百治役に古田新太、チャイニーズマフィア のヒットマン・胡蜂役に菜々緒が新加入。

玲二をめぐる女性陣のキャットファイトも凄まじければ、体を張った俳優陣のアクションもパワフル。
劇画タッチな世界観に俳優たちが見事に溶け込み、実に痛快な一作です。

生田斗真 × 三池崇史 × 宮藤官九郎の最強タッグならではのハジケっぷり、面白くないワケがありません!

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土竜の唄 香港狂想曲
2016年12月23日から全国東宝系にてロードショー
監督:三池崇史
原作:高橋のぼる『土竜の唄』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
脚本:宮藤官九郎
出演:生田斗真、瑛太、本田翼、古田新太、菜々緒、上地雄輔、仲里依紗、堤真一 ほか
©2016「土竜の唄 香港狂騒曲」 製作委員会 ©高橋のぼる・小学館
公式サイト http://mogura-movie.com/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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