青空にピンクの“のぼり” 南山王“ほいのぼり”ってどんなお祭り?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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今日は春ムード満載のお祭りのご紹介です。
4月4日、滋賀県蒲生郡の日野町にある日枝神社で開催されるのは、南山王の祭、通称「ほいのぼり」です。

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日野町大窪の日枝神社で4日、南山王祭が開かれ、シダレザクラのような紅白の花飾りをつけた「ホイノボリ」が境内に立ち並んだ。(撮影日時2014年4月4日)写真提供:産経新聞社

それは日野町周りの7つの神社の春祭りに五穀豊穣などを願って奉納される竹でできたのぼりのこと。高さは5メートルほどもあり、軸となる竹のてっぺんから白やピンクの薄紙で作られた花で飾られた長い竹ひごが48本も広がっています。

竹ひごについている花は1本につき2,000枚近くあるといい、青空の中、風に揺れる姿はまるで枝垂桜のよう。しかも奉納されるほいのぼりは町内合わせて22本もあり、それらが並ぶ様子は圧巻です。

また祭り当日、町の人々はほいのぼりの下にシートを敷き、食事をしながら歓談するのが習わしだそうです。

<ユイカの感想>

ほいのぼりの起源は定かではないですが、この地域は古くは蒲生一族の城下町で、そのころからこのほいのぼりはあったとされています。
見た目はお正月などに作る、枝にぶら下がっている華やかなまゆ玉みたいです。薄紙で作られた花は、近くで見ると正方形の紙を合わせて、それがひらひらしていて花に見えます。
このほいのぼりは町内のうじっこたちが一か月前から作り始めるそうです。
自然の桜のお花見もありますけど、人が造ったものをめでて、みんなで見ながらご飯を食べるというのも素敵ですね。春はいいですね。

(4月3日放送分より)

『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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