FM93AM1242 ニッポン放送「上柳昌彦あさぼらけ」では今週1週間にわたりTHE ALFEEの坂崎幸之助さんをゲストにお迎えしています!
今日4/18(火)は2日目、まずはその前半から!
意識せず、とにかくたくさん撮ること
上柳) 先日大丸東京店でライカというカメラで坂崎幸之助さんが『ライカはローリングストーン』という写真展を開催されましたが、いろんな質問が来ています。
上柳) 静岡の方は「上手く撮るコツを教えてください」と。それから豊島区の方は「なにか写真を撮る際は、撮りたくなった物体を見つけて撮りますか? それともファインダーで切り取られた範囲の中になにかの感情が生まれて撮りますか?」
坂崎) どちらかというと後者ですね。人間って普段見ていて意識していないですよね。マイクが見えているけど、これがマイクだってことはあまり意識しない。
上柳) いつもの光景ですよね。
坂崎) 別に何を撮るというよりもシャッターを切る動作が好きなので、構図とか画角などはあんまり考えずとにかく撮ってみる。基本的な露出とかシャッタースピードはある程度頭に入れていますけど。撮ったあとにみんなに見て頂いて選ぶ。だから良くない写真もいっぱいあります。やっぱりたくさん撮ると後でストーリーが生まれてきます。
上柳) 坂崎さんの作品を観て僕の中でいろいろなストーリーを作ってしまったものがいっぱいあって、渋谷の夜ですね、店から光が漏れてきて路面を照らしているような。この通り通ったことあるのに、こんないい感じで撮れるのか。ゴッホの絵みたいだとか。それから新宿の靖国通りから歌舞伎町を見るような写真で、前に自転車のサドルがたくさん並んでいる。あんなところ通れば埃っぽくてあまり好きじゃない光景なのに、サドルの一個一個が綺麗でね。あと青山の外苑の雨。雨の線が綺麗に写し取られていて。びっくりしましたよ!
坂崎) あとはとても良い業者のカメラがあるので、それも大事ですよ。それをJPEGではなくてRAWという、元データで撮ります。
上柳) デジカメにおける元データをどこに入れるということですか?
坂崎) どう撮るかですね。JPEGは圧縮して、端折ってしまっている。出したい色が出ていない場合がある。でもみんながデジカメで撮っているのはJPEGというやつですよ。あえてRAWで撮って後で現像するのです。
番組情報
眠い朝、辛い朝、元気な朝、、、、それぞれの気持ちをもって朝を迎える皆さん一人一人に その日一日を10%前向きになってもらえるように心がけているトークラジオ