“メールの文面が長い人”には、様々な思いが隠されています。
例えば『分かって欲しいことがたくさんある』こういう方の場合、過去に“伝えたいことが相手に伝わらなかった” “分かってもらえなかった”というトラウマがあって、その原因を”言葉が足らなかったから・・”と考えてしまいます。
そのためメールでも、たくさん書かないと相手に伝わらない・・分かってもらえない・・と思ってしまうそうです。
その結果、無駄に文面が長くなってしまいます。
実は“メールの文面が長い人”は“相手にもの凄く気を使う人”でもあります。
“気を使う”というのは大事なことですが、逆に気を使い過ぎてなかなか要件を言い出せない、話を切り出せなくなってしまいます。
そのためどうしても“前置き”が長くなって、その前置きの分だけ、文面が長くなってしまいます。
これはメールに限らず、実際に会って話したりする時や、電話をかけたりする時にも見られる傾向です。
相手の方からすれば“前置きはイイから、早く要件を言って!”
また“自分にとって都合が良くないこと”、例えばお詫びやお断り、頼みごとの場合、“相手に申し訳ない・・”という思いが変に働いてしまって、まずは“言い訳”から始まってそれが延々と続いてしまいます。
これも相手の方をイライラさせてしまいます。
相手の気持ちを過剰に考え過ぎた結果、逆に自分の気持ちが抑え切れなかったり、抑えているつもりでも言葉や文面となって表れてしまうそうです。
(2017/4/20放送分より)
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