日頃の会話の中で、無意識のうちに出てしまう『クチぐせと、その心理』についてです。
どんな方でも、何かしらのクチぐせがあります。
クチぐせは無意識に発している言葉なので、そもそも自分にクチぐせがあることに気づいていない方もいます。
そんなクチぐせですが、その言葉に意味がなくても、その方の性格が表れると言われています。
またクチぐせによっては、相手の方を不安や不快な気持ちにさせてしまうこともありますが、残念ながら言った本人はそれに気づいていないことが多いそうです。
カウンセラーなど専門家の方によりますと、クチぐせを直すことは考え方を改めたり、自分を変えることに繋がるそうです。
例えば『あの~』とか『え~と』といったクチぐせがあります。
言葉がなかなか出て来なくて、沈黙で気まずい雰囲気になるのを避けるために、繋ぎの意味でよく使われます。
この『あの~』とか『え~と』がクチぐせの方の場合、“考えをまとめるのが苦手な人”が多いそうです。
“考えがまとまっていないけど、でも何か話さなければならない”と無理して話そうとするため、『あの~』とか『え~と』と言ってしまうそうです。
これがお仕事の場、例えば取引先の方やお客様から何か聞かれた時、『あの~』とか『え~と』と言ってしまうと、“すぐに答えられないけど、大丈夫かな?この人”と不安や心配な気持ちにさせてしまいます。
また『あの~』とか『え~と』がクチぐせの方の場合、周りからどう思われているのか?
気にし過ぎることで上手く話せず出てしまうこともあるそうです。
(2017/6/12放送分より)
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