グリコの歴史
『グリコ』は『グリコーゲンのこと』
『グリコのキャラメル』は『江崎グリコ』さんの商品です。
カキのエキスに含まれる栄養素
この“江崎”とは、創業者の江崎利一(えざき・りいち)さん、そして“グリコ”は、カキのエキスに含まれる栄養素『グリコーゲン』のことです。
『グリコーゲン』はエネルギーを蓄えて、人間の活動には欠かせないもので、疲労回復などに効果が期待されています。
病弱だった江崎さんのお子様が、カキのエキスによって少しずつ体調が回復していったのを見て、江崎さんは『グリコーゲン』を広く一般に活用する方法はないか?と考えました。
キャラメルに『グリコーゲン』を使用した
そして“予防こそ治療に勝る!”と、子ども達が喜ぶキャラメルに『グリコーゲン』を使うことを思いつきました。
苦労の結果、1921年(大正10年)に誕生したのが“栄養菓子”その名も『グリコ』です。
『ゴールインマーク』と『ひと粒300メートル』
キャラメルの形は“真心”を表す“ハート型”。
パッケージは人目を引く“赤”。
そして『ゴールインマーク』と『ひと粒300メートル』のキャッチフレーズを生み出しました。
子ども達が両手を上げてゴールインする姿をイメージ
『ゴールインマーク』は、駆けっこをしていた子ども達が両手を上げてゴールインする姿を見て、イメージしたそうです。
300メートル走るのに必要なカロリーを計算
さらに『ひと粒300メートル』のキャッチフレーズを使うために、実際に300メートル走るのに必要なカロリーを計算して、商品を作りました。
おまけが付いたワケ
『グリコ』のキャラメルといえば“おまけ”が付いていますが、これは江崎さんが“体の健康”にキャラメルを、“心の健康”におもちゃを・・と考え、1927年(昭和2年)から本格的なおもちゃが提供されるようになったそうです。
■杏樹の感想
木曜日にお話した『北海道サイコロキャラメル』ですが、後日、偶然にも知り合いの方が北海道に行かれてお土産に買って来て下さったんです。
番組スタッフの方々と一緒に頂きましたが、以前のサイコロキャラメルと比べてちょっと固めかな・・・?という印象でした。
(あくまでも個人的な感想です)
それでも美味しさは変わらず、クチに入れた瞬間、懐かしい味が広がりました。
キャラメルもそうですが、子供の頃に食べていたお菓子って大人になって食べると、当時の記憶がよみがえる気がします。
(2017/6/9放送分より)
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