さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、7月7日公開の『ジョン・ウィック:チャプター2』を掘り起こします。
さらに進化、さらにスケールアップ!前作を超えたサスペンス・アクション
銃撃戦とカンフーを融合させた“ガン・フー”なるアクションで、観る者を驚愕させた前作から2年、早くも続編が完成しました。
キアヌ・リーヴス扮する元殺し屋の壮絶な復讐劇は、さらに白熱。
今回はローマ、ニューヨークと世界を舞台に、殺し屋たちとさらなる死闘を展開します。
伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、ニューヨークでロシアン・マフィアを相手にした復讐劇を繰り広げてから5日後。イタリアン・マフィアのサンティーノ・ダントニオから姉殺しの依頼を受けるが、平穏な生活を送りたいジョンはその依頼を断る。
しかしサンティーノの怒りを買ってしまい、自宅を爆破されてしまう。
愛犬と共に一命を取り留めたジョンは、サンティーノへの復讐を開始。一方、身の危険を感じたサンティーノは、全世界の殺し屋に7億円もの懸賞金を提示。
ジョンは世界中の殺し屋から命を狙われる事態に…。
監督を務めるのは、前作につづきチャド・スタエルスキ。
彼は長年、キアヌのスタント・ダブルを務めてきた経歴の持ち主。
強い絆で結ばれた二人は“監督と俳優”というよりも“盟友”と言った方が、その関係性はピッタリくるかもしれません。
今作でも“ガン・フー”とカーアクションを融合した“カー・フー”なるものを編み出し、そのアクションシーンはさらにスケールアップ。
世界中の殺し屋から命を狙われる…という設定だけに、当然ジョン・ウィックが倒す敵の数も増えるワケで。
確実に1分に1人は倒しているんじゃないか…というスピード感あるアクションは、驚愕の連続です。
ジョン・ウィック演じるキアヌ・リーブスのアクションは今回ももちろん、ノースタント。
美しすぎる格闘シーンは、さらなる輝きを放っています。
もうひとつ、キアヌファンにとって見逃せないのが、ローレンス・フィッシュバーンとの共演。
『マトリックス』シリーズのモーフィアスと言えば、お分かりでしょう。
『マトリックス・リローテッド』以来14年ぶりの再会に、アツいものがこみ上げて来る映画ファンも多いはず。
ジョン・ウィック:チャプター2
2017年7月7日からTOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、コモン、ローレンス・フィッシュバーン、ルビー・ローズ ほか
©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト http://johnwick.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/