イケメンぶりにハマります!山﨑賢人の映画4選
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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第292回】
さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。
今回は、若手イケメン俳優の中でももっとも勢いがある山﨑賢人を大特集。
少女マンガを原作とした映画やドラマでの起用が目立つせいか、“リアル王子”的な存在感を放つ、そのクール&キュートな魅力に迫ります。
マンガの実写映画化に欠かせない存在、山﨑賢人を徹底解剖!
“イケメン王子伝説”を語るのに外せないのが『L・DK』。恋に奥手な女子高生と学校一のイケメンとの刺激的な同居生活の行方がつづられた青春ラブストーリーで、山﨑賢人にとって出世作とも呼べる一作です。
語り草となっているのが、劇中で披露した“壁ドン”。
いまではあらゆる俳優さんたちが様々な映画やドラマで見せる、あの“壁ドン”をいちばん最初に流行らせたのは、何を隠そう、山﨑賢人。その年の流行語大賞を受賞するほどのブームとなりました。
山﨑賢人扮する久我山柊聖のツンデレぶりに、キュンキュンすること間違いなしですよ。
高校2年生の春。10年後の自分から手紙が届いた。そこに書かれていたのは、大切な人の未来が無いということ…。
未来からの手紙をもとに、その悲しい運命を変えようと奮闘する女子高生の純愛を描いた『orange オレンジ』。山﨑賢人が演じるのは、主人公が恋する成瀬翔役。悲しい過去を抱える影のある少年を繊細に表現しました。
甘いルックスとは裏腹に、意外と低い声の持つ山﨑さん。その包容力のある優しい声に魅了される人も多いことでしょう。
山﨑賢人のいちばんの魅力と言えば、子犬のような愛くるしさ!女性なら間違いなく、母性本能をくすぐられるのではないでしょうか。そんな魅力が全開の映画が『一週間フレンズ。』。
月曜日になると友人に関する記憶のすべてを失くしてしまう女子高生と、そんな彼女に心を奪われたクラスメートの男子が織り成す恋模様。ちょっぴり天然で超がつくほどお人好しなキャラクターを嫌味なく演じられるという点では、山﨑賢人の右に出る者はいないでしょう。
そして最新作となるのが、『斉木楠雄のψ難』。目立たず、誰からも干渉されない生活を望みながらも、超能力者ゆえ変な人が集まってくる主人公・斉木楠雄を演じています。
ピンクの髪にピンクのアンテナ、そして緑のサングラス。ビジュアルからして奇抜で、こんな山﨑賢人は観たことがない!
この笑撃は是非、スクリーンで。
L・DK
監督:川村泰祐
原作:渡辺あゆ『L・DK』(講談社『別冊フレンド』連載)
出演:剛力彩芽、山﨑賢人、中尾明慶、岡本玲、高島礼子(特別出演)、福士誠治、桐山漣、石橋杏奈、藤井隆、白石美帆 ほか
©「L・DK」製作委員会orange-オレンジ-
監督:橋本光二郎
原作:高野苺
出演:土屋太鳳、山﨑賢人、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみ ほか
© 2015「orange」製作委員会 ©高野苺/双葉社一週間フレンズ。
監督:村上正典
原作:葉月抹茶「一週間フレンズ。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
出演:川口春奈、山﨑賢人、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織 ほか
©2017 葉月抹茶/スクウェア・エニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会斉木楠雄のψ難
2017年10月21日から全国ロードショー
脚本・監督:福田雄一
原作:「斉木楠雄のψ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一 ほか
©麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
公式サイト http://saikikusuo-movie.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/