トレンチコート①“溝”が由来のミリタリーコートだった

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『トレンチコート』はそのカッコ良さから、とても人気のコートです。着ると、どことなくクールな雰囲気にもなりますネ。

この『トレンチコート』の『トレンチ(trench)』とは、戦争の時、大砲や銃からの攻撃から身を守るために、陣地の周りに掘る“溝”のことです。

1914年、第一次世界大戦が始まると、兵隊達はこの溝の中に身を隠して、攻撃に備えていました。ところが屋根も何もありませんから、雨や寒さに悩まされました。そこで当時、既にあった『レインコート』を改良して寒さが厳しい地域での戦いに適した“軍用コート”が誕生しました。それをイギリスの兵隊達が『溝(トレンチ)』の中で着たことから、『トレンチコート』の名前が付いたと言われています。

このように元々は、戦場で着る『ミリタリーコート』でしたので、現在も『トレンチコート』には、その頃の名残があります。例えば『ウエスト付近のベルト』です。このベルトには『Dリング』と呼ばれるリングが付いていますが、これはナイフや手榴弾を下げるためのものでした。

肩の部分には、ボタンで留めた肩当てのようなものがあります。これは『エポレット』で、肩幅を強調する効果を持つ肩の装飾品のことです。

軍服に付けられる『エポレット』の場合、そこに階級を示す飾りが付けられます。戦争中に仲間が倒れた時には、この『エポレット』を持って引っ張り上げる・・といった使い道もあったそうです。

(2017/11/20放送分より)

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