世界に広がる慰安婦像~バックにあるのは中国共産党
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1/15(月)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ①
その思惑とは?
6:31~ニュースやじうま総研!ズバリ言わせて!:コメンテーター須田慎一郎(ジャーナリスト)
香港の中環に慰安婦像が三体設置
香港の中環(セントラル)にある金融街。ビル群を繋ぐ通路に慰安婦像が三体並んで設置されている。設置したのは香港の活動団体「保釣行動委員会」。そしてそのバックには中国共産党がついているという。現地を訪れたジャーナリスト・須田慎一郎に訊く。
高嶋)香港にいらして、慰安婦の少女像があったと。それを須田さんが写真撮ってきてくれましたですけども、これはなんですか?
須田)香港島のほうの中環(セントラル)に、国際金融中心という金融街があります。大きいビルがドーンと建っていて、その二階にテラス通路のような通路が縦横に伸びています。その通路にその慰安婦の少女像が三体並んでいるのです。ただ、写真を見て頂きましたが、気になったのは、その少女像だけではなくて、覚えてらっしゃいますかね、2012年8月、時は民主党野田政権の時代ですが、香港の活動家が尖閣諸島に無断で上陸するという事件がありました。そのときの香港の活動団体が、香港の「保釣行動委員会」という団体です。
高嶋)そういう名前でしたか。
須田)ええ。この少女像の周りに、その保釣行動委員会が過去の活動を示した写真や文章が一斉に掲示されています。そして保釣行動委員会と記した幟が埋め尽くすように少女像の周りに取り囲んでいるという状況の中にあります。
高嶋)ということは何を意味しているんですか? 言いたいことは?
設置したのは「保釣行動委員会」~バックには中国共産党
須田)これはですね、市民団体とは言えそのバックには、中国共産党が間違いなくついているのですね。その意向であるとか、資金的な提供をもとに尖閣諸島の活動をしているわけです。とすると、この少女像というのは中国共産党がバックについているんだということになります。
高嶋)奨励しているみたいな?
須田)ええ。この少女像、実を言うと、香港当局の許可を得ないで設置されているのですよ。香港当局に私も確認しました。普通だったら撤去しろという話になります。だってあそこのど真ん中ですよ? あれだけの往来の多い近代的なビルの前に無許可で設置できるわけないじゃないですか。そのあたりを考えていくと、やはり中国共産党の意向であるとか、黙認というものがあるんじゃないかな、と。
高嶋)ということは中国の当局も、この所謂、対日、日本に対して、こういうようなことで一つ、圧力の一つに使うという……
須田)日本対日カードでしょうね。
高嶋)対日カードか……
須田)ええ。ですからこれはただ香港だけではなくて、世界にこの少女像が広がって今、いろんな問題になっていますよね。
高嶋)昨日、フジテレビの朝の番組見たら、全世界に百二十何体って言ってましたね。
須田)その相当数がどうやら中国共産党のバックアップを得ている、そういう状況にあるわけで、そういった視点で見ていかないと、ただ単純に韓国の慰安婦の方々、あるいはそれを支援する団体が世界に働きかけて作っているわけじゃないということです。
高嶋)そういう広がりも不愉快ですけれども、またそれを対日カードに使ってくるという、そういうやり方もちょっと不純ですよね。
須田)そうですね。だからそれだけを単独で見てたのでは、見えてきません。全体を見てかないと。
高嶋)なるほど。そうですか。香港の慰安婦像から見る中国の思惑という。
高嶋ひでたけのあさラジ!
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