今度は授業が歪められた~文科省が前川氏の講演に政治干渉の疑い

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3/21FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

自民党内の「文教族」からの圧力か
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

【政治 衆院文科・内閣委員会連合審査会 前川喜平・前文科事務次官を参考人招致】控え室に入る前川喜平・前文科事務次官=10日午前、国会内 撮影日2017年07月10日 提供産経新聞

今回の問題点は教育に国家が圧力を掛けている状態になっていたこと

文部科学省は名古屋市教育委員会に対して、前川前事務次官が中学校で行った講演内容について報告を求めていた。教育現場に政治が介入するのはタブーとされており、批判の声が強まっている。前川氏は以前、加計学園問題を巡り、「行政が歪められた」と指摘していた。

林文部科学大臣)赤池議員、池田議員から問い合わせがあったことは事実。池田議員からのコメントも参考に、質問内容の1部を修正いたしております。

高嶋)上記は林芳正文部科学大臣のコメントです。今日は前川喜平前事務次官の授業内容云々について、世間が非常に盛り上がっています。
鈴木さん、「池田議員と赤池議員」とありますが、池田議員は前川さんが授業をやった名古屋の方で、その土地の議員さんですね。日本青年会議所(JC)の会頭もやっていた方です。私はよく分かっていないのですが、何が問題なのですか?

鈴木)基本的には、教育自治というのも変ですが、たとえば、各県や市に教育委員会がありますよね。やはりここの独立性や自主性、自立というか。そこに教育というのは委ねられていて。国家がどんどん介入していくようなことはやってはいけない、やるべきでないという仕組みになっているわけです。
これは名古屋の現場の、ある種の教育の一環として、前川さんを呼んで講演みたいな事をやった。それに対して国が、「中身は何だったんだ!」と尋ねた。それだけならいいのですが、どうも尋ねた文書とかを見ると、介入や、もっと言うと圧力に近いような。「どうして出会い系バーに行ったりいろいろやった、こんな人を何故呼ぶんだ! 細かく説明しろ!」と。これは圧力に聞こえますよね。

高嶋)それは個人の、議員さんの単独質問ですか? それとも、よく「文教族」と言いますよね。けっこう力がありますが、そういう自民党内の有力筋からの圧力ですか?

鈴木)赤池さんと池田さんの2人と言われていますが、赤池さんは文教族議員と言われたりしている人のようです。だから、そういう文教族としての圧力もあったのでは、と言っていいと思います。あとは、地元議員の個人的ネットワークもあるかもしれません。

森友・加計問題について、未だに政権と対立が続いている背景もある

高嶋)問題になった発言というのはクローズアップされていますが、前川さんは昨日も都内で講演しているんですよね。ということは、いろいろな場所で発言の機会はあった。
となると、いままでそういう話がまったく出てこなかったのが、急に池田さんの名古屋の方で授業をやったから、その内容が云々というのは、何かひっかかるようなことを各所で言っているということですか?

鈴木)いや、100%そういうことではないと思うし、前川さんもいろいろなところで講演しているけど、学校教育の場、というところはもしかしたら珍しいケースなのかもしれません。普段は、一般の民間団体の講演とかあるじゃないですか。そういうところかもしれない。
それともう1つ。前川さんに関しては、去年ものすごく、政権や官邸とやり合いましたよね。そういうなかで、未だに前川さんに「いや、あっちが悪いんだ」みたいに言う、政権内部の声もある。前川さんもいろいろなところで発言していますよね。この対立というのが続いている。そんな背景も、あると思います。

高嶋)まだ戦は続いている、ということですね。前川さんは「行政が歪められた」と言っていましたが、今度は授業が歪められたと。まだ対決姿勢が続く、こんな印象です。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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