最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第390回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、4月13日から公開となる『パシフィック・リム:アップライジング』を掘り起こします。


全世界待望のKAIJUアクション超大作、あのコーフンを再び!

最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』
人が乗り込んで操縦する巨大ロボットのイェーガーと“KAIJU”と呼ばれる巨大モンスターの戦いを描いて話題となったSFアクション大作『パシフィック・リム』。ギレルモ・デル・トロ監督の“怪獣映画愛”が炸裂した大迫力の映像で世界的な大ヒットを記録、その続編をいまかいまかと待ち望んでいた人も多いことでしょう。

ついに『パシフィック・リム:アップライジング』が、日本に上陸。人類とKAIJUの死闘から10年後を舞台とする今作。平穏が戻った地球に進化を遂げたKAIJUが再び姿を現われたことをきっかけに、新世代イェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描きます。

最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』
ギレルモ・デル・トロは今作ではプロデューサーに。代わってメガホンを取ったのは、テレビシリーズ「デアデビル」などで知られるスティーヴン・S・デナイト監督。

子どもの頃から「ウルトラマン」など、日本のアニメーションや特撮作品に慣れ親しんでいたというデナイト監督。デル・トロが構築した“パシリム”ワールドを踏襲しつつ、エンターテイメント性をさらにパワーアップさせています。観る者のワクワク感も、もちろん右肩上がり! です。

最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』
そんな今作で主人公ジェイク・ペントコストを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で一躍注目を集めたジョン・ボイエガ。前作に登場した司令官の息子というキャラクター設定です。

ジェイクの相棒役にはクリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッドを起用。さらに“日本代表”として、新田真剣佑がパイロット候補生・リョウイチ役で“パシリム”初参戦。ハイキックを繰り出し、刀を振りかざす姿には、すでに国際派スターの風格が。

また菊地凛子が再び森マコ役で登場し、新世代のパイロットチームを率いているのも嬉しい限りです。

最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』
そして、今作の最終決戦の地が東京だということも、ファンならずとも興味あるところではないでしょうか。これはデナイト監督いちばんのこだわりドコロでもあり、2035年の東京の街並みを想定して作ったとのこと。まるで高層ビルを武器のように利用しながらKAIJUを倒す東京大決戦が、ダイナミックかつスリリングに展開します。

前作ファンはもちろん、“パシリム”未見の人も楽しめること間違いなし! です。

最終決戦の地は、東京!『パシフィック・リム:アップライジング』
パシフィック・リム:アップライジング
2018年4月13日から全国ロードショー
監督:スティーヴン・S・デナイト
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ケイリー・スピーニー、チャーリー・デイ、ジン・ティエン、バーン・ゴーマン、マックス・チャン、アドリア・アルホナ、菊地凛子、新田真剣佑 ほか
©Legendary Pictures/Universal Pictures.
公式サイト http://pacificrim.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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