男子ゴルフ・谷口 PL学園で同級生だった大物野球選手との関係
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5/13に千葉で行われた、男子ゴルフ国内ツアーのメジャー大会・「日本プロゴルフ選手権」の最終日。首位に1打差の2位でスタートした谷口徹選手は、雨が降る中、この日も安定したゴルフを披露。
最終18番ホールで、単独トップを走っていた藤本に6アンダーで追い付き、2人によるプレーオフにもつれ込みました。
プレーオフ2ホール目、セカンドショットで明暗が分かれます。藤本はフェアウェーに乗せましたが、谷口は、グリーン右手前のバンカーに打ち込んでしまいました。万事休すか……と思われましたが、ここからが谷口の真骨頂。このバンカーショットを、なんとピン手前5mにつけるナイスリカバリーを見せたのです。
これでプレッシャーがかかったのか、藤本はバーディーパットを外し、一方、谷口選手は落ち着いて沈め、逆転で6年ぶりのツアー優勝を飾りました。
また、50歳と92日での国内メジャー大会制覇は、尾崎将司の49歳と109日を上回る「最年長記録」。去年はこの大会で、3日目までずっと単独トップを走りながら、最終日に優勝を逃しただけに、喜びもひとしおです。
優勝できなかったこの6年間、
「辞めた方が楽かな、と思ったこともあったが、やり続けるしかないと思った。自分でも、今日は奇跡だと思います」
と語った。実はPL学園のゴルフ部出身で、「KKコンビ」とは同じクラスでした。
引退後、50歳でプロゴルファー転向を目指す桑田真澄さんとは、今年2月、宮崎で一緒に自主トレを行うなど親交が続いています。チャレンジ精神を忘れない桑田さんの存在は、谷口にとっても大いに励みになっているようです。
なかなか勝てないまま50歳になったとき「シニアツアーに来たら?」という声もあったそうですが、この優勝で、5年シード権を獲得した谷口選手。次なる目標は尾崎が持っている、レギュラーツアーの最年長優勝記録「55歳241日」です。
「年をとったからと言って、休んでいても上手くならない。自分は優勝するために試合に来ているんです」
と言う谷口選手の、これからのゴルフに注目です!
5月15日 飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」
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