曜日の並び順を決めた古代ローマと惑星の法則
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『曜日』の歴史
1日を24等分したのが始まり
“1週間を7日とする”という制度は、紀元前2,000年以降の『古代バビロニア』の時代から始まったといわれています。
その後、紀元前700年以降の『古代ローマ』の時代にそれぞれの曜日が作られたそうです。
1時間ごとに5つの惑星を遠い順に並べていた
『古代ローマ』では1日を24等分して、1時間ごとに『太陽(日)』と『月』、さらに太陽の周りを回る『水星』、『金星』、『火星』、『木陽』、『土星』の5つの惑星を順番に並べていました。
この時の並び順ですが、“地球から見て遠い順”でした。
そうやって、5つの惑星と『月』と『太陽』を並べた結果、『土星』、『木星』、『火星』、『太陽』、『金星』、『水星』、『月』という並びになりました。
『1日の最初の1時間が、その日1日全てを支配する』
さらに“1日の最初の1時間が、その日1日全てを支配する”と考えました。
こうすると”最初の日の最初の1時間”は『土星』になります。
同じように“2日目の最初の1時間”は『太陽(日)』、“3日目の最初の1時間”は『月』となって、それ以降は順に『火星』、『水星』、『木星』、『金星』となります。
この惑星の名前がそのまま曜日の名前となって、1週間というのは土曜日から始まって金曜日までの7日間・・・ということになりました。
週の始まりは土曜日だった
『安息日』の日曜日が週始めに
ところがこれですと、1週間は土曜日から始まることになって、現在の暦の並びとは違いますよネ。
これはのちに『日曜日』はイエス・キリストが復活した日で、『安息日』になるため1週間は『日曜日』から始まると定められたからです。
ヨーロッパでは週の初めは月曜日
また、ヨーロッパのほとんどの国が国際規格に従って、週の始まりを『月曜日』としているため、『古代ローマ時代』とは1週間の曜日の並びが違っています。
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