シリーズの正統続編は、リスペクトと愛に満ちたものだった!

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第484回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、大ヒット公開中の『ザ・プレデター』を掘り起こします。


宇宙最凶ハンター再び! 壮絶すぎる戦いの幕が上がる!!


アーノルド・シュワルツェネッガーを主演に、1987年に公開されたSFアクション映画『プレデター』。シュワルツェネッガー演じるアラン・ダッチ・シェイファーが率いる特殊部隊と正体不明の地球外生命体プレデターの死闘を描いた、いまなお根強い人気を誇るSF作品です。

その後も続編やクロスオーバー作品が制作されたシリーズですが、ついに30年以上の時を経て、シリーズの正当な続編が誕生しました。


元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナの息子ローリーは、父がメキシコで手に入れた謎の装置を起動させてしまう。それは、プレデターを地球に呼び寄せるシグナルを発信する、人類にとって最悪の装置だった。再び人類の前に姿を現したプレデターは、他の種のDNAを利用して遺伝子レベルでアップグレードし、以前よりも強く賢くなっていた。クインは“ルーニーズ”と呼ばれるならず者の兵士たちと共に、息子と人類を救おうとするが…。


80年代のSFアクションを彷彿させるようなテイストと、このB級感こそ『プレデター』シリーズの真骨頂と言える本作。

比類なき格闘センスと圧倒的なキル・スキルを持つプレデターですが、ただ地球人を駆逐しようとしているのではなく、「とにかく強いヤツと戦いたい!」という思いを抱く熱血ファイターのような1面も。プレデターというキャラクターの魅力を改めて実感させられる作りとなっています。

ちなみに本作のメガホンを取ったシェーン・ブラック監督は、実はシリーズ1作目の『プレデター』でシュワルツェネッガーと共に戦う特殊部隊員ホーキンス役で出演していた人物。しかもこのホーキンスさん、劇中でプレデターにいちばん最初に殺されるという、シリーズ史上名誉ある(?!)役どころでもあるのです。

そんなブラック監督だけに、今作で登場する“ルーニーズ”には相当な思い入れがある様子。命つきるまでプレデターに立ち向かう男たちの壮絶さをダイナミックに描いており、そのカッコ良さはシリーズファンならずとも胸が熱くなること間違いなし。プレデターとルーニーズ、あなたはどちらにシビれる???


ザ・プレデター
大ヒット公開中
監督:シェーン・ブラック
出演:ボイド・ホルブルック、オリヴィア・マン、ジェイコブ・トレンブレイ ほか
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/the-predator/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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