「おせんべい」が丸い理由

By -  公開:  更新:

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、イオンモール千葉ニュータウンで開催される「いんざいふるさとまつり」の話題だ。
「おせんべい」が丸い理由
「おせんべい」がなぜ丸く作られているか、ご存知でしょうか?

おせんべいの歴史は古く、一説には、かつてのおせんべいは米から作ったものではなく、小麦粉を水で練ったものを油で煎りあげたものでした。
ちなみに、うるち米が原料の場合は「せんべい」もち米から作った場合は「おかき」や「あられ」など、原料の米によって名称を分けているそうですよ。

さて、なぜ丸い形状になったかの理由です。
明治時代、かつて日光街道の宿場町だった草加宿で、茶店を出している方がいました。それが「おせん」と呼ばれるお婆さんです。

おせんさんは茶店で団子を売っていましたが、売れ残りの団子は川に捨てていたとのこと。
それを見かねた侍が、「その団子を平らに焼いて売ってはどうか」と提案したことにより、いまの形状につながる「おせんべい」が誕生しました。
「おせんさんが焼いた餅(団子)」「おせんべい」なのですね。
「草加煎餅」の由来も、おせんさんが店を出していた「草加宿」にちなんだもの。

また、いまのように醤油をつけて焼いたオーソドックスなスタイルは、千葉県の利根川沿岸から広まったようです。
そのうちこの味付けは船によって、広く江戸を経由し、各地に伝わって行きました。

「おせんべい」が丸い理由
さて今回は、「いんざいふるさとまつり」をご紹介します。
東洋経済新報社公表の“住みよさランキング”で、7年連続トップの印西市は、今年5月に人口10万人を突破しました。
その記念事業として、10/13(土)午前10時~ イオンモール千葉ニュータウン屋外駐車場で開催されます。

目玉は、世界一大きいおせんべいを焼いて、ギネス・世界新記録に挑戦です。
手焼きせんべいは印西市・木下地区の名産品!
今回は、なんと直径1.75メートルに挑むそうで、街中が香ばしいお醤油の香りに包まれそうですね。チャレンジ成功お祈りしています。

この他、大抽選会の参加券は先着3,000名様、紅白餅無料配布の整理券は先着1,500名様に、午前10時からステージ横の本部テントで配布されます。
模擬店、ステージイベントも盛りだくさんの「いんざいふるさとまつり」。
詳しくは、印西市観光協会のHPをご覧ください。

NPO法人印西市観光協会
〒270-132
千葉県印西市大森4370
電話&FAX :0476-42-7530
詳しくはこちら

【ハロー千葉】

Page top