地域の歯科医療を支える日本歯科医師会の役割

By -  公開:  更新:

「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(10月28日放送)では、日本歯科医師会会長・堀憲郎を迎え、日本歯科医師会がどのような組織なのかを伺った。

地域の歯科医療を支える日本歯科医師会の役割
淵澤)簡単にプロフィールをご紹介します。
日本歯科医師会会長・堀憲郎さん、新潟県長岡市のご出身です。新潟県立長岡高等学校から、日本歯科大学をご卒業。1982年、新潟県長岡市の堀歯科医院の院長になられました。そして2016年、日本歯科医師会の会長に就任されました!

自見)この番組では、毎回ゲストの方に「子供の頃」についてお伺いしています。堀さんは子供の頃、どのようなお子さんでしたか?

堀)人前で話をするのが大嫌いな子供でした。その一方で悪戯好きで、よく叱られていました。

自見)子供の頃「虫歯」はありましたか?

堀)ありましたね。50年、60年ぐらい前の話ですので、正しい歯磨きの方法や予防などが浸透する時代より前のことです。永久歯は一応全部そろっています。奥歯は、父(歯科医師)が治してくれました。当時、小さい子供は皆、虫歯がありました。

自見)堀さんが会長を務める日本歯科医師会はどのような組織なのか、お聞かせください。

堀)公益社団法人と、固い区分の組織で、歯科医師65,000人余りが加入しています。今年で115年になる歴史があります。役割を平たく言えば、医療政策、歯科医療政策に係わることを医療提供する立場で議論し、提言実行していく。また、地域の乳幼児検診、学校健診、高齢者の健診等を充実させる。そして歯科医師会会員が生涯にわたり歯科医学を自主的に学び、自己研鑽できる仕組みを推進する。
さらに、また新しい歯科医療技術や医療機器の開発を進めることなどを、国民の皆様に必要な情報として発信して行くことが役割かなと思っています。

自見)いまは医療機器の進歩も早く、治療も変わって行くので、(日本歯科医師会は)自己研鑽の学術の場でもあります。同時に地域の歯科医療を支える場の政策作りにも関わっていて、非常に貴重な存在です。

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 6:04-6:13

番組情報

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト

毎週日曜 6:04-6:13

番組HP

この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)

Page top