日本が東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を継続する本当の狙い

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月13日放送)にジャーナリストの有本香が出演。RCEP閣僚会合開幕の参加国ASEANと日本の関係について解説した。

日本が東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を継続する本当の狙い

RCEPの閣僚会合で記念写真に納まる安倍首相(中央)と各国閣僚ら=2018年7月1日午前、東京都内のホテル 写真提供:共同通信社

RCEP閣僚会合開幕

日中韓やASEANなど、16カ国が協議している東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、この閣僚会合がシンガポールで12日開幕した。

飯田)なかなか妥結は難しいですよね?

有本)まとまらないけれど、日本にとってRCEPは、参加していることに意味があるのですよ。日本にとってより大事な経済連携というのは、まずTPPです。TPPがあるので、RCEPについては手を掛けておけばとりあえず良いというところです。「そう簡単にはまとまりませんよ」と言う話ではないでしょうか。今後もRCEPという枠組みになって行くかどうかは別にして、そこにも参加しつつ、実際には日中韓プラスASEANだということです。
日本は近年、特にASEANとの関係を強くして来ています。そのなかでも日本との関係が強く、深くなっている国がミャンマーです。まだまだ貧しい、いろいろな問題を抱えている国ですが、大変な可能性を秘めている国でもあります。現在ASEANと言うと10カ国あって、インドシナ5カ国とそれ以外の島の国々です。インドシナの国々のなかで大国は、タイじゃないですか。

飯田)そうですね。

有本)タイと日本の関係は伝統的に良いのですけれども、タイは中国とも仲が良いです。同じようにASEANの、特にインドシナの国々というのは、国境が接していることもあって、ほぼ中国との関係が切っても切れない。そのなかでミャンマーに関して言うと、資源があって人的資源もあって、それから国自体も大きい。戦略的にも重要な場所にある。かつては中国の独壇場になっていたところを、近年は日本との関係を強く深くして来ている。今後もこれを深くして行くためにも、こういう会合を通じながら、ASEANの国々とより良い関係を築いて行く必要があると思います。いま正にアジアが世界の成長センターですから。

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