青森県新郷村にキリストのお墓がある?
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ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」(11月11日放送)では、「ホントに!?青森県新郷村にキリストのお墓がある!?」というトピックスを紹介した。
全国各地には様々な伝説がありますよね。今回取り上げるのは、「キリストの墓」なるものもあり、イエス・キリストがこの村で106歳まで生きていた!という伝説がある・・・青森県新郷村です。
では、「キリストの里伝承館」を管理・運営する新郷村ふるさと活性化公社 事務局長の角岸秀伸さんにお話しを伺います。
-新郷村は青森県のどの辺りにあるのでしょうか?
角岸「青森県の南側、十和田湖の隣に位置します。限りなく秋田県に近い場所です。」
-そこに「キリストの墓」なるものがある、とお聞きしたのですが。
角岸「『キリストの墓』は正確に言いますと『十来塚』と言うのですけど。こんもりと盛り上がっている土の上に十字架があります。キリストの『十来伝説』があってから十字架は立てられました。伝説ではありますけど弟が兄のキリストの身代わりで十字架にはりつけになって、キリストは逃れて日本に来て亡くなったということです。」
-その伝説はいつ頃からあるのでしょうか?
角岸「1935年、昭和10年ですね。竹内古文書の中にそのような記述がありまして、竹内巨麿という方が当村に訪れまして、『こういう地形に心当たりはあるか?』と尋ねたところ、当時の村長が『それならばそっくりの場所がありますよ』と案内したのが『十来塚』なのです。隠れキリシタンがいたとかの言い伝えや文献は無いのですけど、お盆の時には十字架のようなものを掲げたり、子どもが生まれたら額に十字書いたりするような風習はあったようです。新郷村は昔は戸来村と言ってました。」
-へらい村!
角岸「ヘブライから来たのでは?と言う方もいます。真偽のほどが定かではありません。」
-「ナニャドヤラ」という歌があると聞きました。「ナニャドヤラ」とはどういう意味なのですか?
角岸「伝統的に『キリスト祭』で保存会の方たちが踊っている伝統的な歌です。『キリスト祭』は毎年6月の第一週日曜日にあります。何を歌っているのかは、踊っている人たちもよく分からないのが正直なところです。全員?はてな?な状態です。」
-新郷村に行った時に何かおススメの食べ物とかありますか?
角岸「…不謹慎かもしれませんけど、『キリストラーメン』があります。地元産の長芋・山菜とか、ダビデの星型の『ナルト』も入ったものです。」
※何故チャーシューが入っていないかというと、キリストは「肉を食べない」からなのだそう。-何味なのでしょうか?
角岸「醤油味です。梅干しも入っております(笑)何味か判別し難いミステリー味と申しましょうか。」
-新郷村はどんな方が訪れるのでしょうか?またどのような反応なのですか?
角岸「年がら年中、外国人の方が取材でいらっしゃっています。これが不思議なことに、まず否定的な見解は無いのです。逆にこちらが不思議に思います(笑)」
-ちなみにグッズとかはあるのですか?
角岸「6曲入りの『ナニャドヤラCD』を要望によって作ったところ、注文が殺到しましてあっという間に売れてしまいました!解説付きの様々なヴァージョンの『ナニャドヤラ』が入っています。でも全部『ナニャドヤラ』の前代未聞のCDなのですけど。あんまりにも売れて無くなってしまったので、民謡の名人呼んできて何曲か追加した『ナニャドヤラ完全版』を作りました。千円で発売したところ、驚くほど売れました!」
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