みかんの昔の呼び方は『ミッカン』だった
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『ミカン』の由来
ミカンは『みっかん』と呼ばれていた
『みかんの日』は語呂合わせ
12月3日は『みかんの日』です。
実はそれ以前にも『みかんの日』がありまして、11月3日です。
これは『11』を“いい”、『3日』を“みっか(3日)ん”と読む語呂合わせで、『いい(11)みっか(3日)ん』=『良いみかん』で『みかんの日』です。
同じように12月3日も語呂合わせで『良いみかん』=『みかんの日』としたそうです。
17世紀の辞書に『miccan(ミッカン)』と表記
3日のことを“みっかん”と読んだのには理由がありまして、元々、古くからミカンは“みっかん”と呼ばれていたそうです。
日本語をポーランド語に訳した、17世紀の辞書にもミカンは『miccan(ミッカン)』と表記してあったそうです。
このように本来は『ミッカン』と呼ばれていたものが、小さい『ッ』が省略されて、『ミカン』となったそうです。
漢字が『蜜柑』のワケ
ミカンは漢字で『蜜柑』と書きます。
この漢字の由来ですが、室町時代に中国からミカンが伝わって来たとき、それまであった柑橘類とは違って甘かったそうです。
そこで“蜜のように甘い木”という意味で、『蜜柑』という漢字が誕生したと考えられています。
『温州(うんしゅう)みかん』の『温州』とは
そんなミカンですが、ミカン科の柑橘類の総称で、一般的には『温州(うんしゅう)みかん』を指す言葉として用いられています。
『温州』とは中国の地名で、柑橘類の名産地として知られています。
そんな温州の柑橘類のように、素晴らしいミカン…ということで『温州みかん』の名前が付いたといわれています。
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