『月命日』と『祥月命日』の違いとは?

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ニッポン放送のラジオ番組『鈴木杏樹のいってらっしゃい』では、『月命日(月命日)』と『祥月命日(しょうつきめいにち)』の違いなどについて紹介しました。

『月命日』と『祥月命日』の違いとは?

『月命日』と『祥月命日』の違いや意味

“人が生きていた年数”、“亡くなったときの年齢”のことを『享年(きょうねん)』、または『行年(ぎょうねん)』と言います。

『祥月命日』は亡くなった日

亡くなった日の月は『祥月』、亡くなった日は『命日』

“亡くなった日”のことを『祥月命日』と言います。
『祥月』とは“亡くなった日の月”のことで、亡くなった日と合わせて『祥月命日』と言います。
一般的に『命日』と呼ばれるのは、この『祥月命日』のことで、本来『命日』とは“〇月×日”の”×日”のことを言います。

月命日』は亡くなった日とは異なる月の命日

そして“亡くなった日とは異なる月の命日”のことを『月命日』と言います。
例えば11月23日が『命日』の場合、11月以外の毎月23日が『月命日』になります。

大きな法要は『祥月命日』に行われる

『祥月命日』のことを『忌日(きにち・きじつ)』とも言います。
亡くなった翌年、1年後の忌日に行われるのが『一周忌法要』です。
『周忌』は『数え年』で数えるため、亡くなった2年後に行われるのが『三回忌法要』になります。

大きな法要は『祥月命日』に行われていて、例えば、6年後に行われるのが『七回忌(しちかいき)』です。
他にも12年後に行われる『十三回忌』、16年後に行われる『十七回忌(じゅうしちかいき)』、22年後に行われる『二十三回忌』、32年後に行われる『三十三回忌』などがあります。

 

杏樹の感想

歌手の方の場合、デビュー〇〇周年記念にCDを出されたり、コンサートやツアーをされることがありますが、それが歌手の方によって、その周年の前年のデビュー日を境に行う方もいれば、丸〇〇年を迎えてから行う方がいます。
それを知ってから、例えばこの『いってらっしゃい』もそうですが、自分が出演させて頂いている番組は、いま何周年&何年目なのか? ちょっと頭が混乱してしまいました。
そんなことから今回、このテーマにさせて頂きました。

厄年は満年齢ではなく数えですとか、いろいろ混乱してしまうことがあるかと思いますが、今週の放送で理解して頂けたら幸いです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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