日本を代表する選手を育てたい

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、元プロラグビー選手の西山淳哉が出演。今後の夢について語った。

日本を代表する選手を育てたい
黒木)今週のゲストは元プロラグビー選手の西山淳哉さんです。来年日本で開催されるラグビーワールドカップに向けて、いまのお気持ちは?

西山)もうワクワクですね。

黒木)どうですか、日本の選手たちは?

西山)いい選手がたくさんいます。来年に向けて強化をしているので、とても楽しみですね。

黒木)日本でラグビーのワールドカップを開催するということをまず知ってもらって。

西山)そうですね、本当に。

黒木)開催は何月ごろになるのですか?

西山)開幕戦が来年の9月20日に、決勝戦が11月の2日です。1カ月半くらい。

黒木)9、10、11月と熱くラグビーで燃えるわけですね。

西山)そうですね。盛り上がると思います。

黒木)西山さんご自身は来年の9月まではどういった活動を?

西山)小学生と中学生と、大学生をコーチして行きます。海外から来た人も、ラグビーを知らない人にも、ラグビーを見てみたいと思ってもらいたいですね。僕自身もラグビーを見たことのない人たちと一緒に、ラグビーを観に行きたいと思っています。それが僕にできるラグビーに対する恩返しというか、盛り上がるところかなと。ルールが難しい、分かりにくいという印象が強いので。

黒木)私も分からないです。

西山)知っている人間と観たらその場で解説してもらえるし、特に僕らはラグビーを長年やって来たので、知っている選手の裏話を話すこともできます。ラグビーを知らない人、でもラグビーを観たいなと思っていて少し二の足を踏んでいる方を一緒に連れて行きたいです。一緒にスポーツバーのようなところで、テレビを観ながら観戦ということでも最初はいいかなと思います。

黒木)そのラグビー愛は何がそうさせるのですか?

西山)小さい頃から中学の頃まで、すぐ飽きて何でもやめてしまうので、僕の母親によく、継続は力なりという話をされていました。ラグビーを続けて来たから自分がプロになれたと、母親の言葉を理解できたのが32歳でした。それがあるからラグビーには感謝をしなくてはいけないし、僕自身を育てて来てくれたのだと思います。

黒木)恩返しでもありますしね。これからもいっぱいラグビーの上手い選手も育てて行かれたいでしょうし。

西山)子供たちにもラグビーを続けて欲しいです。続けて行くことで、僕みたいに30で気付くかもしれないし、20で気付くかもしれないし、もしかしたら50になるかもしれないけれど、何か気付くことがあって、それで人生が豊かになる。そして、日本を代表する選手を育てたいということが、いまの僕の夢です。

日本を代表する選手を育てたい
西山淳哉/元プロラグビー選手

■1979年8月22日生まれ。愛知県出身。
■高校生からラグビーをはじめ、関西のラグビーの名門・立命館大学に進学。
■大学卒業後、2004年にラグビーの本場・ニュージーランドのノースショアRFCに加入。
 帰国後、三菱重工相模原ラグビー部に入部。
■2006年に再びニュージーランドに渡り、4年間プレー。
 オフシーズンには日本の大学でコーチとしても活動。
■2011年に国内現役復帰。日本(にほん)IBMラグビー部に所属。
■国内外で活躍した屈指のラガーマン。選手としても挑戦を続けるほか、2014年には「にしやんラグビー教室」をスタート。
 千葉県松戸市から世界へ飛び出して行くラグビーアスリートを育成する取組を開始。
 ラグビーはあぶないというイメージを払拭するため、タックル練習をせずに安全で楽しくラグビーに触れてもらう機会を作っている。
■また他府県でも子供たちにラグビーの魅力を伝える教室などを開催。
 2019年に日本で開催されるラグビーW杯に向け、ラグビーの普及にも取り組んでいる。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
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毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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