トンネルの照明が消えているのは“意図的に消している”可能性

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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、海ほたるの施設見学ツアー「海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検」の話題だ。

トンネルの照明が消えているのは“意図的に消している”可能性
“トンネルを車で通っていたら、ところどころ照明が消えていて気になった”…。そんな経験がありますでしょうか?

高速道路など、普段使う道順でよくトンネルを通る方々もいるでしょう。いつ見ても照明がいくつか消えていて、大丈夫なのかな? いつ直すのかな? と思う方もいるかもしれません。
しかし、トンネルの照明が消えている場合、消えたのではなく“意図的に消している”ことがあるのです。

まずトンネル内の照明は、入り口・内部・出口の3つに大きく分けられます。
トンネル内部をより視認しやすくすること、障害物を発見しやすくすることなどを考えられ、照明は配置されています。

照明がなければ、トンネル内は基本的に真っ暗です。特に内部は光が当たることなく、照明の光量で明るさが左右されます。
その際、トンネル内と外との明るさがあまりに違ってしまうと、トンネルから出たときに目がくらんで、ときには事故につながる場合もあります。
暗いところから急に明るいところに出て、まぶしくて目が開けられない経験、1度はありますよね。運転していて目が開けられないとなったら、運転手も周囲の車も非常に危険です。

そこで、トンネル内の照明をところどころ消灯することで、外との明るさと近くなるように調節しているのです。
外の明るさは天気・時間帯などによって変わるため、その日その日で点灯する数も違うのでしょう。

トンネルを通っていて消えている照明を見つけたら、「きょうの天気はどうだったかな?」「いまの時間は暗いかな?」などと考えてみたら、また違った風景に見えて来ますよね。

トンネルの照明が消えているのは“意図的に消している”可能性
今回は、『海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検』をご紹介します。
このツアーでは、普段立ち入ることができない東京湾アクアラインの“海底トンネル施設”を見学します。

車道の下を通るトンネル内の緊急避難通路に入って、専属ガイドの解説を聞きながら施設を見学します。
また、建設時の映像や海底トンネルを掘り進んだ「カッターフェイス」、専用の消防車も見ることができますよ。

ツアーはおよそ1時間半で、個人の方は毎週火曜日水曜日に参加できます。
参加条件は、小学3年生以上の方で、2キロ以上歩けて、階段を120段以上昇れる方です。
参加費は、小学生が500円、中学生以上は1,000円です。

お申込み方法など、詳しくは「海ほたる」のホームページをご覧ください。

海底トンネルに潜入!東京湾アクアライン裏側探検
開催日時:
毎週火曜日~金曜日までの毎日 午前1回・午後1回(1日2回)
■個人の方「火曜日」「水曜日」(全4回/週)
■団体の方「木曜日」「金曜日」(全4回/週)

参加条件:
■自ら2km以上歩ける方、階段120段(建物で7階程度)以上昇れる方
■⼩学3年⽣以上の方(※⼩学⽣の方は、成年者の同伴が必要)
※道路管理⽤の施設⾒学のため、バリアフリー対応となっていない場所があります

参加費:小学生500円、中学生以上1,000円
詳しくはこちら

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