なぜ牛乳はペットボトルで売られないのか?
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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、成田ゆめ牧場から「ゆめの感謝祭」の話題だ。
「ペットボトル入りの牛乳はどうしてないんだろう?」…そんなことを思った経験はありませんか?
牛乳を毎日欠かさず飲む方もいるでしょうし、小学校の給食などでは必ずついて来ます。そんな私たちの生活と密接した牛乳なのに、ペットボトルのものを見たことがないですよね。たいてい紙パックか瓶入りのものです。
持ち運びしやすい、飲みたい量だけ飲みやすい、そんなペットボトルで牛乳が売られないのはなぜなのでしょうか?
実は、その持ち運びやすい・保存しやすい点が、牛乳と相性が悪いのだそうです。
牛乳はとても栄養価の高い飲み物。カルシウムだけでなく、タンパク質や脂質、ミネラルやビタミンなどがバランスよく含まれています。しかし栄養がたくさんあるということは、雑菌などが繁殖すると、その雑菌にも栄養を与えてしまいます。
結果、牛乳はどうしても雑菌が繁殖しやすいのです。
ペットボトルは開封して、口をつけて飲んだ瞬間、唾液などから雑菌が繁殖しやすくなります。
しかし、適量を飲んだあとフタを閉め、持ち運んでまた飲んで…ということが簡単にできてしまうペットボトルでは、雑菌の繁殖リスクがとても大きくなってしまうのです。便利さが仇になってしまうとは…。
紙パックや牛乳瓶は、短期間で飲みきらないとこぼれたり、倒したりする危険性がありますよね。それはあえて、開封した牛乳を長時間持ち運びさせない意図があったのです。
ちなみに、昔は牛乳のペットボトル販売は禁止されていたそうですが、2007年に法律が見直され、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」でペットボトル販売が解禁されました。
しかし量の問題や、空気の遮断方法などが特殊なため、従来のペットボトルを流用するのが難しいとのこと。そのため、新しいタイプのペットボトルの開発資金、そして工場ラインにかかる資金など、億単位のコストが必要になってしまうのです。
そうなると販売時の価格も上がるわけで、値段が高ければ、我々もなかなか手が伸ばしにくいですよね。うまくいかないものです。
技術がいまよりもっと発展し、低コストで新たなペットボトルが作れるようになれば、ペットボトル入りの牛乳が日常生活にあふれる日も来るかもしれませんね。
光であそぶ、光とふれあう「光の体験牧場」へようこそ!
成田ゆめ牧場は土日祝限定で冬季夜間営業を開催中。幻想的な「光のトロッコ列車」が夜の牧場を駆け巡ります。
今年も1年、成田ゆめ牧場にご愛顧頂き、心より感謝申し上げます。申し上げるだけでなく、こんなイベントを12/1日、12/2日に開催しちゃいます。
その名も「ゆめの感謝祭」。
この2日間はとっても賑やか!
まずは、運試しゲーム「チャレンジ5」。能力ではなくて運の要素が強いので、小さなお子様にも優勝のチャンスあり!
沖縄行き航空券など豪華景品をご用意しています。
さらに普段は真っ白な牛乳が、彩り豊かになる「フレーバー牛乳飲み放題」。
この2日間だけ沢山の味わいの牛乳が、ワンコイン500円で飲み放題になっちゃいます。
場内では大道芸人の楽しいパフォーマンスが皆様を楽しませてくれます。
ゆめ牧場から1年の感謝を込めて、ご来場をお待ちしています!
合わせてホームページもぜひご覧ください。
成田ゆめ牧場 ゆめの感謝祭
〒289-0111 千葉県成田市名木730
日時:12/1(土)、12/2(日) 9:30~19:00
(※最終入場18:00)
詳しくはこちら。
【ハロー千葉】