「ブラックライト」は何が光って見えているの?
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身近にある、ブラックライトで光るものの一覧をご紹介
ニッポン放送「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「ブラックライトで光る珍しいものの一覧」と、成田ゆめ牧場から「光の体験牧場」の話題だ。
ブラックライトとは?
ブラックライトとは、紫外線を放射することで蛍光物質だけを発光させるライト
ブラックライトとは、紫外線を放射することで物質の内部に含まれる「蛍光物質」だけを発光させるライトです。自分で使ったことはなくても、TVなどのメディアで見たことがある人は多いと思います。
私たちの身の回りには、ブラックライトを当てるだけで光る意外なものがある
私たちが想像するのはブラックライトが微生物・細菌の研究やパスポートなどの偽造チェック、部屋のホコリを可視化したり、あるいは犯罪捜査に使われたりする場面ではないでしょうか?
ほかにもブラックライトはさまざまな分野で使われていますが、何だかいろいろな科学用品や器具を使うような難しいイメージがありますよね。
しかし、意外にも私たちの身近にあるものが、ブラックライトを当てるだけで光ることがあるんです。
ブラックライトで光るものとは? 珍しいものをご紹介
ブラックライトで光るもの①:バナナのシュガースポットの周り
たとえば、少し熟しすぎたバナナに現れる黒い斑点の周り。黒い斑点をシュガースポットと呼びますが、バナナが熟すにつれ葉緑素が分解されて、蛍光物質に変化するため、シュガースポット以外の黄色い部分が光って見えてきます。
一説にはバナナを食べる動物はこの光が可視化されていて、より熟しているかどうかを見極めているのでは? といわれているそうです。
ブラックライトで光るもの②:一部のアメ・栄養ドリンク・ナッツ類
一部のアメや栄養ドリンク、クルミやアーモンドなどのナッツ類にも、ビタミンB2などの蛍光物質が含まれていることがあり、光る場合があります。
無機物だけでなく、身近な食品がブラックライトで光ったら、ちょっと面白いですよね。
ブラックライトで光るものを使って、自由研究をするのもおすすめ
自由研究に悩むお子さんの多い夏休みシーズンでは、ブラックライトを使っていろいろなものを見よう! という実験を企画する施設もあるようです。
ただし、紫外線を放射するライトに変わりはありませんので、光源を直接見ないように気をつけましょう!
まとめ ~ブラックライトで光る身近なものとは?
ブラックライトで光る身近なものといえば、バナナのシュガースポットの周りです。シュガースポットとは、バナナが熟したときに表れる黒い斑点のこと。バナナの成分のひとつである葉緑素は、バナナが熟す過程で分解されて蛍光物質に変化します。
ブラックライトは紫外線を放射することで物質の内部に含まれる蛍光物質だけを発光させるため、シュガースポットの周りの黄色い部分が光って見えるのです。
アメや栄養ドリンク、ナッツ類もブラックライトで光ることがあります。これは、一部のアメ、栄養ドリンク、ナッツ類にビタミンB2などの蛍光物質が含まれているためです。
成田ゆめ牧場で光とふれあおう(イベント終了)
光であそぶ、光とふれあう「光の体験牧場」へようこそ!
成田ゆめ牧場は2018年11月3日(祝)から、土日祝限定で冬季夜間営業を行います。
観光施設冬の夜…と言えば「イルミネーション」を想像される方が多いですよね。
成田ゆめ牧場は、光を「眺める」のではなく、光を「体験する」をテーマにしています。
今年のメイン会場はトロッコ列車。普段は、のんびりゴトゴト、ゆめ牧場内に設置された線路を走るトロッコ列車が幻想的な「光のトロッコ」に様変わり。
闇夜に浮かぶ姿はまるで銀河鉄道!
さらに、この冬季夜間営業開催日は、15時以降の牧場入場料がお得になっちゃいます!大人は通常料金の半額700円、お子様・わんちゃんは無料なんです。
15時と言えば、まだまだ陽射しの残る時間。日中の牧場、夜間の牧場、表情も楽しみ方も異なる2種類の牧場がお得に楽しめる絶好のチャンス!
詳しくは公式サイトにてご確認の上、冬しか体験できない成田ゆめ牧場を満喫してください!
成田ゆめ牧場
〒289-0111 千葉県成田市名木730-3
詳しくはこちら。
【ハロー千葉】