焼いて甘くなる「さつまいも」と、ならない「じゃがいも」の違いは?
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「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報に合わせて耳より情報を紹介する。今回は、成田ゆめ牧場より「ビーチ“いも”ッグ」の話題だ。
秋から冬にかけて食べたくなるのが「焼きいも」。屋台だけでなく、デパートなどでも特設コーナーができたりしますよね。さつまいもの食べ方でも焼きいもがいちばんシンプルで好き、という方もいるかもしれません。
しかし、なぜさつまいもは、焼くとあんなにも甘くおいしくなるのでしょうか?
それは、さつまいものなかの成分「麦芽糖(マルトース)」が関係しています。
さつまいもの代表的な成分はデンプンですが、加熱されることによって、さつまいもの酵素・ベータアミラーゼが働き、麦芽糖に変化すると言われています。
ちなみに、じゃがいもが加熱しても甘くならないのは、このベータアミラーゼが含まれていないからです。
麦芽糖の甘さは、水飴の主成分となっており、非常に甘くおいしいものです。お米を噛んだときに感じる甘さも、お米のデンプンが唾液と反応して麦芽糖に変わるためです。
本当においしい焼き芋をいただくと、蜜のような甘さが広がりますよね。水飴と同じ成分が入っていると思えば、あの甘いおいしさも納得できるというものです。
ちなみに、焼きいもはじっくり焼くのが甘くするポイント。電子レンジで急激にさつまいもを熱しても、あまり甘くはならないですよね。
いわゆる「石焼きいも」は、火であぶった石でじっくり時間をかけて焼くため、あの抜群のおいしさを実現できるそうですよ。
とっても悔しい思いをしているスタッフがいる成田ゆめ牧場です。
…と言うのも、9月末に初開催として企画したイベントが雨天中止になってしまったんです。
その名も「ビーチフラッグ」…ならぬ「ビーチ“いも”ッグ」!
ビーチとは申しますが、闘いの舞台は砂浜ではなく畑。
目指すは風に揺れる旗、ではなくて、ホクホクに成長した…さつまいも!
砂浜も走りにくいですが、ふかふかに耕された畑も、バランスを奪い去る強敵!
というコンセプトのもと、アイデアを出し、運営をシミュレートし、準備万端だったにも関わらずの雨天中止。スタッフは悔し涙を泥だらけの畑に零したとか。
そこで! 急遽リベンジ開催が決定しました!
日取りは10月27日(土)。メンズ・レディース・ちびっこの3部門で開催!
参加料金は300円ですが、優勝者にはさつまいも5kgの大収穫!
ぜひ、成田ゆめ牧場で収穫の秋を「もぎ取って」くださいね!
合わせてホームページもご覧ください。
成田ゆめ牧場
〒289-0111 千葉県成田市名木730
営業時間:9:00~17:00
※入場最終受付:16時
※GWや冬期(12月~2月)等、季節により変動がございます。
年中無休・年末年始も休まず営業いたします。
詳しくはこちら。
【ハロー千葉】