“何者にも征服されない”という意味のダイヤモンド
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『ダイヤモンド』の基礎知識
由来はギリシャ語の『adamas(アダマス)』
アダマスの意味は『何者にも征服されない』
『ダイヤモンド』という名前は、“何者にも征服されない”、“何よりも強い”という意味のギリシャ語の『adamas(アダマス)』が由来とされています。
その後、『adamas(アダマス)』の『a』が取れて、最終的に『diamond(ダイヤモンド)』になったと考えられています。
“何者にも征服されない”、つまり“何者にも傷つけられない。それほど強くて硬い”という意味が、ダイヤモンドという名前に込められているそうです。
和名は『金剛石』
ダイヤモンドの“和名”、日本語での呼び方は『金剛石(こんごうせき)』です。
金剛は仏教の言葉で、“金属のなかで最も硬いもの”という意味です。
ダイヤモンドの成分や作られ方
炭素の粒が強く結びついた
そんなダイヤモンドですが、『炭素』からできています。つまり鉛筆の芯や石炭と同じ…ということです。同じ炭素からできているのに、ダイヤモンドが鉛筆の芯や石炭と違うのは、炭素の結びつき方の違いだそうです。
ダイヤモンドの原石は、人類が誕生する前、いまから16億年前~7000万年前に作られたと考えられています。
当時、地球では火山活動が活発で、地下約150キロの地底でマグマに含まれる炭素の原子が、1,000℃以上もの高い温度と5万もの高気圧のなかで、長い時間をかけて結晶化してダイヤモンドの原石が生まれたと言われています。
このように、高温と高圧力で押さえつけられた結果、炭素の粒が強く結びついてダイヤモンドになったそうです。
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