ニューヨークと香港で毎週行われる“ワインオークション”

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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、「プレミアムワイン株式会社」代表取締役で、ワインスペシャリストの渡辺順子が出演。ワインスペシャリストの仕事について語った。


黒木)今週のゲストは「プレミアムワイン株式会社」代表取締役で、ワインスペシャリストの渡辺順子さんです。
ワインの専門家と言うと、ソムリエやワインエキスパートなどと呼ばれる方がいらっしゃいますが、渡辺さんの場合はワインスペシャリストなのですね。

渡辺)ワインスペシャリストというものはあまり馴染みのない職業だと思うのですが、海外では、ワインオークションに関わる者をワインスペシャリストと呼んでいます。オークションに出品されるワインの落札予想価格を決めるのが主な仕事になります。

黒木)ワインオークションというものを初めて聞きましたが、どこで行われるのですか?

渡辺)ワインオークションのメインはニューヨークと香港、そしてロンドンです。もともとオークションは1700年代に、クリスティーズとサザビーズという世界2大オークション会社が設立されまして、それからどんどん広がって行ったものです。最初は本やフランス革命でベルサイユ宮殿から出て来た品をオークションにかけたのが始まりですが、70年代くらいからワインのオークションが広まって来ました。

黒木)落札ということは、どこからかヴィンテージものを持って来ないといけないですよね。

渡辺)それを探すのもワインスペシャリストの仕事です。

黒木)どこそこにこういう素晴らしいものが眠っているという話を聞きつけて調べ上げるのですか?

渡辺)ワインの世界は狭いので、人からの情報や噂を聞いて情報をキャッチします。

黒木)予想価格が付けられるということは、ほとんどのワインでどのくらいのお値段か分かるということですか?

渡辺)そうですね。ワインのオークションは、ニューヨークや香港ではほぼ毎週開催されています。アートとかジュエリーみたいに一品ものではないので、たくさん出回りますから、「前回のオークションではこういう価格で落札された。いまはこんな価格になっている」といったような、昔のデータをもとに、いまの価格を決めたりもします。


渡辺順子/ワインスペシャリスト

■1963年・愛知県生まれ。
■ニューヨークに移住、フランスへのワイン留学を経て、2001年から世界最大のオークションハウス「ニューヨーク・クリスティーズ」に入社。アジア人初の「ワインスペシャリスト」として8年間勤務。
■2009年に退社し、ワイン・コンサルタントとして独立。
■2010年に「プレミアムワイン株式会社」を設立し、代表取締役に就任。ワイン投資のアドバイザー、セラーを管理するセラーマネジメントのほか、世界有数のワインオークションハウス「ザッキーズ」の日本代表として日本国内での高級ワインのオークションを開催するなどワインビジネスの第一線で活躍。
■著書に『世界のビジネスエリートが身につける 教養としてのワイン』がある。

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