知られざるグルテンフリーの効果とは?
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ニッポン放送「山口智充DAYS」(6月3日放送)で、グルテンフリーについて解説した。
「聞くだけで元気になる情報」をお届けする“ぐっさんの健やかDAYS”。第8回目のテーマは「グルテンフリー」。
【グルテンフリーとは?】
「グルテンフリー」とは、小麦粉や大麦、またライ麦などの穀物に含まれる、たんぱく質を抜いた食事法のこと。グルテンが含まれる食べ物といえば、パンやパスタ、うどん、ラーメン、ピザ、お好み焼き、パンケーキ、天ぷらの衣、カレールーなどの加工品など、多くの食材や食品に含まれています。
グルテンフリーでは、これらの料理を食べずに、米や蕎麦、肉、魚、野菜、果物を中心にした、食生活を送ることになります。健康志向の高い著名人や、テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が実践して、世界的にも広まりました。
【グルテンフリーを取り入れると?】
では、グルテンフリーな食生活を送ると、どんな効果があるのでしょうか?スーパーやコンビニなどで手に入る加工食品、また外食での調理品などには、ほとんど小麦粉が含まれていて、現代人は小麦粉をかなり多く口にしています。
もちろん、個人差や体質差はありますが、そんなグルテン、小麦粉の量を減らすと、腸内環境や消化機能の改善、また便秘やアレルギー反応がなくなったりと、体質が以前よりも良くなるという効果もあると言われているんです。
わかりやすいところでは、いつも体がかゆくて、皮膚をかいてしまう癖のあった人が、グルテンフリーを始めたことで、薬などに頼らず、かゆみが治まったり、肌質や髪質に艶が戻った、疲労感やだるさが軽減した、という例もあるそうです。
実際にグルテンフリーを続ける方も増えているため、パンも米粉を使ったパンや、米粉のドーナツ、お菓子なども最近は買えるようになっています。
【グルテンフリーなお店】
最近では、グルテンフリーを意識したお店も増えているそうです。元・競泳選手で金メダリストの北島康介がプロデュースする、代官山のフィットネススタジオ。その中にあるカフェでは、低脂肪で高タンパク、そしてグルテンの使用を最低限に抑えたメニューもがあります。アスリートやトレーニングを続けている人には、体に負担の少ない、グルテンフリーな食事を提案しているそうです。
また、東京・麹町や東京駅にある人気のラーメン店「ソラノイロ」。こちらには、「ビーガンベジソバ」というメニューがあります。動物系の素材を一切使用せず、麺にはパプリカを練り込んだ平打ち麺。または、グルテンフリーの米粉麺にも変更できます。
さらに、最近はコンビニとのコラボ商品も大ヒットの恵比寿や中目黒、六本木にある行列ラーメン店「AFURI」では、彩り豊かな、採れたて野菜を贅沢に使用したグルテンフリーラーメンを販売しています。こちらのラーメン、食物繊維が豊富で低カロリーな国産こんにゃく麺に変更も出来るそうです。
普段自分はどのくらい小麦粉系の食品を食べているのか、この機会にチェックしてみるのも良いのではないでしょうか?
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