夏の白馬の楽しみ方~マウンテンバイクでゆっくり漕ぎ降りる
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、白馬観光開発株式会社取締役の和田寛が出演。白馬におけるオールシーズン・マウンテンリゾートの素晴らしさについて語った。
黒木)今週のゲストは白馬観光開発株式会社取締役の和田寛さんです。白馬マウンテンリゾートの最終的な目標は、四季を通して1年中皆さんに楽しんでいただけるリゾートにするということなのですか?
和田)オールシーズン・マウンテンリゾートという言葉に、我々は2つの意味を込めています。1つは、いま言っていただいたオールシーズン、冬のスキー場というだけではなく、白馬の大自然は春から秋も十分楽しんでいただけます。どの季節でも楽しんでいただける施設を進めています。
黒木)壮大な景色ですね。
和田)景色がすごいです。私も日本のいろいろな山を回りましたが、人里からこんなに綺麗に山を見ることができるのは、白馬以外はないのではないかなと思います。
黒木)いまパンフレットを拝見しているのですが、高山植物園だったり、ハイキングだったり、あとはスポーツですね。
和田)そうですね。いま、いちばん人気があるのはマウンテンバイクです。冬のスキー場のリフトを使って、そのままバイクを担いで上がっていただき、山をゆっくり漕ぎ降りて行く。初めての方でも十分に楽しんでいただけるコースを準備しています。とても楽しいです。
黒木)これなら、スキーができない私もできそうです。
和田)自転車に乗れる方だったら大丈夫です。それ以外にも、スキー場の広大な斜面を使ったアトラクションがいろいろあります。去年(2018年)秋に「ハクバマウンテンハーバー」という展望テラスが完成しました。白馬の山を眺めるデッキテラスを作って、そこにシティベーカリーさんという都内や大阪で人気のあるパン屋さんに、おいしいパンを焼いていただいています。
黒木)そうなのですか。
和田)「山登りはちょっと」という方でも、大自然に気軽に触れられる場所です。オールシーズン・マウンテンリゾートでは、リゾートという意味をもっと強く持って行きたいと思っています。これまで白馬はスキー場のイメージが強かったのですが、そうではなくて、マウンテンリゾートなのだということです。スキー場という言葉からすると、スキーをやるための場所ということですよね。海水浴場やビーチリゾートと比べると、聞いたときに画がだいぶ違います。海水浴場とスキー場は似ていて、海で泳ぐ場所、もしくはスキーをする場所、それ以外の目的は重視されていません。でもビーチリゾートになると、みなさんがビーチリゾートと聞いて思い浮かぶ写真は、白い砂浜の上でカクテルを片手に、本を読みながら…という感じで、海で泳いでいる画はあまり出て来ないですよね。それと同じように、マウンテンリゾートは気軽に、かつ大自然のよさや非日常感を味わっていただけるような施設、もしくは場所というのがリゾートなのではないかと思うのです。
黒木)7月だと気温は何度くらいですか?
和田)東京よりも5~6度は低いという感じですね。
黒木)過ごしやすいですね。
和田)そうですね。暑い日はありますが、そのときはもう少し上の方に登ってしまえば涼しいです。標高差がありますので、その日の気分に合わせてどこまで登るか決めていただいて。
和田寛 / 白馬観光開発株式会社・代表取締役■1976年生まれ。
■東京大学法学部を卒業後、農林水産省に入省。
■アメリカの大学でMBAを取得し、世界的コンサルティングファーム、「ベイン・アンド・カンパニー」に転職。
■2014年、「白馬観光開発」の親会社である「日本スキー場開発」に入社。
■2017年より白馬観光開発株式会社の代表に就任。
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