関西経済連合会会長が語る幼少期 影響を受けた本は『鉄腕アトム』
公開: 更新:
ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(8月25日放送)に、関西経済連合会会長の松本正義が出演。自身の子供時代について語った。
淵澤由樹(アシスタント):松本正義さんは、1944年、兵庫県洲本市のご出身。一橋大学法学部を卒業後、1967年に住友電気工業に入社。2004年に代表取締役社長、2017年に取締役会長に就任されました。現在は関西経済連合会の会長、2025年日本国際博覧会協会の副会長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、大阪陸上競技協会会長などを務めていらっしゃいます。自見さんとは、どこでお知り合いになったのですか?
自見はなこ:2025年の大阪関西万博が、去年(2018年)11月に決まりました。その前から政府をあげて、ぜひ大阪で万博を! という活動をしていたときに。意外と知られていないのですが、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」なのです。当時、横倉義武日本医師会会長が世界医師会会長でもあられて、国際会議にたくさん出席されていました。そのため外務省からもお頼みして、万博の特使になっていただき、一緒に誘致活動をしていたのですね。そのご縁で、松本会長とお知り合いになりました。
淵澤:万博の誘致つながりということですね。
自見:「いのち輝く未来社会のデザイン」つながりですね。
淵澤:プロフィールをご紹介しただけで、松本会長はお忙しいのだろうなと思いました。健康について、気を付けていらっしゃることをお聞かせください。
松本:まずは体を動かすこと。小さい頃から病院に行ったことがありません。小学校のときは勉強せず、毎日のように外で走ったり、ソフトボールをやったり。中学校のときは野球部のピッチャーで、高等学校では柔道をやっていました。そして、大学では陸上をやったのです。ピッチャーで投げる能力、柔道で背筋を鍛えたものですから、陸上では槍投げの条件にフィットしていました。そのため、すぐにインカレで優勝しました。大学でも全然、勉強していませんでした(笑)。
自見:子供の頃に過ごされた場所は、兵庫県洲本市。これは淡路島ですよね?
松本:オノコロ島※です。古事記や日本書紀に出て来ます。とても自然に恵まれていて、山あり海あり浜あり、遊ぶにこと欠かない。ゆったりとした生活のなかで、ワンパク坊主で、たいへん素晴らしい少年時代を過ごさせて頂きました。
(※日本の国生み神話で神々が最初につくり出したとされる島。淡路島周辺の小島であったという説が有力。)
自見:そんな少年時代に影響を受けた本は?
松本:手塚治虫さんの『鉄腕アトム』です。漫画を読んで、こういう世界があったら素晴らしいということで、将来を考えました。
すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 6:04-6:13
番組情報
この番組は、子育てで日々奮闘しているママやパパ、そしておじいちゃん、おばあちゃん、ご近所さんなど、子育てに関わる皆様に、役立つ情報を提供してゆく子育て応援プログラムです。
ナビゲーター:尾木直樹 アシスタント:淵澤由樹(フリーアナウンサー)