世界各地でとれる栗の、最適な使い方
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栗は大きく『ニホングリ』、『チュウゴクグリ』、『セイヨウグリ』、『アメリカグリ』の4つの種類に分けられます。『セイヨウグリ』は『ヨーロッパグリ』とも言います。日本で栽培されているのは『ニホングリ』だけです。
ニホングリは野生の『芝栗』という栗を品種改良したもので、日本で一般的に売られています。実が大きくて風味がいいのが特徴です。
ニホングリの種類は100以上もありますが、日本でもっとも広く栽培されているのが『筑波』という品種です。甘みがあって香りもよく、品質が高いのが特徴です。
チュウゴクグリは甘くて渋皮がむきやすいことから、焼き栗に最適なクリです。甘栗や天津甘栗として発売されている多くの焼き栗は、中国の『板栗(バンリー)』という品種です。
セイヨウグリはヨーロッパ原産で、焼き栗やマロングラッセなどに使われています。ヨーロッパでは香ばしく焼かれた焼き栗が、街のあちこちで売られています。アメリカグリは、アメリカ東部原産の栗です。
私は子供のころ、「栗=天津甘栗」のイメージが強かったのですが、イギリスに住んでいた際にヨーロッパの焼き栗を食べたところ、天津甘栗とは違った雰囲気で、これはこれで美味しかったです。
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