夢を見るということは、何を表しているのか
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夢とは
『記憶や情報を整理』説
夢についての分析で有力とされているのが、『夢を見ることで、いろいろな記憶を整理している』という説です。
眠っている間に脳は、“最近、見たり聞いたりした記憶や情報”などを整理しているそうです。
そうした記憶や情報が結びついて、ストーリー化されて現れたものが夢だと考えられています。
『予知夢』説
スイスの心理学者であるカール・グスタフ・ユングは、『夢は未来を予知したり、過去や未来からアドバイスを送ったりしているもの』という説を発表しています。
これから起こりうることを予知している夢ということで、『予知の夢』です。
解釈の仕方にはご注意を
この『予知の夢』は、解釈の仕方によっては見た方にとって、プラスにもマイナスにもなります。
例えば“大切な約束を忘れてしまった!”、“その日までにやっておかなければならないことを、やっていなかった!”という夢を見たとします。
そういう場合、目が覚めた瞬間に「夢で良かった…」と安心します。
そして、「実際にそうならないように気をつけよう!」と思うことで、『予知の夢』はいい意味でのアドバイスになります。
ところが、例えば“信頼している人が陰で自分の悪口を言っていた!”、“自分だけ仲間ハズレにされた!”といった夢を見たとします。
これを『予知の夢』だと信じてしまうと、相手に対して疑心暗鬼になってしまい、人間関係を悪くする可能性があります。
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