クリスマスツリー定番の飾りつけにはどんな意味があるのか
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クリスマスツリーの飾りには、それぞれ意味があります。『ツリーのいちばん上に飾られる星』は、『ベツレヘムの星』と呼ばれています。『ベツレヘム』とはヨルダン西部、エルサレムの南にある町のことで、“イエス・キリストが生まれた地”と伝えられています。
『ベツレヘムの星』はイエス・キリストが誕生したときに、空に明るく輝いたと言われる星に由来しています。“希望の星”とも言われています。
『ベル』や『鈴』の飾り付けは、“キリストの誕生を知らせる天国からの喜び”や、魔除けのような意味もあります。
『リンゴ』や『赤い色の丸い玉』は、アダムとイヴの話に登場する『エデンの園』の、禁断の果実「知恵の実」を表しています。
赤以外にもさまざまな色の玉がありますが、『赤』はキリストが流した血の色、『白』は純潔、『緑』は永遠、『金』と『銀』はキリストの気高い様子や、高貴な様子を表しています。
『杖の形をした紅白のキャンディ』は、『candy cane』と言います。『cane』とは『杖』のことで、羊飼いが使う杖を表しています。羊飼いは迷った羊がいると、杖の曲がった部分で引っ掛け、群れに戻していたそうです。
そんなところから『candy cane』には、“困っている人がいたら手を差し延べなさい”という意味が込められていて、助け合いの心を象徴しているとも言われています。
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