善玉コレステロールって、何? 医師が回答
公開: 更新:
ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月15日放送)で、「善玉コレステロール」に関して医師が回答した。
番組に寄せられた健康の疑問『善玉コレステロールって何?』に対して、医師が回答した。
「コレステロールは、身体のなかの「脂質」と呼ばれるもののひとつです。肝臓で合成され、細胞1つ1つをコーティングしたり、身体の働きを微調整するホルモンを作ったりといった、カラダをつくる“もと”となる大切な材料です。
コレステロールが多すぎると、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります。少なすぎると肌の保湿力が弱まり、肌や髪の潤い、ツヤがなくなることもあります。
この材料を血液に乗せ、肝臓から全身へと運んでいるのがLDLコレステロール、俗にいう悪玉コレステロールです。
そして、体内で余ったコレステロールを血液に乗って回収し、肝臓へと運んでいるのがHDLコレステロール。これが善玉コレステロールです。
HDLコレステロールが低すぎると、血管の壁などにたまったコレステロールが回収されないままになり、まさに血液ドロドロの状態になりますので、HDLコレステロールは高い方がいいと言われています」
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)