聴診器で胸と背中、両方の音を聞くのはなぜ? 医師が回答
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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(4月14日放送)で、「聴診器の疑問」に関して医師が回答した。
番組に寄せられた健康の疑問『聴診器で胸と背中、両方聞くのはどうして?』に対して、医師が回答した。
「心臓は胸の真ん中から左側にかけて存在します。正面は大動脈に出て行く血液の音、左側は肺から心臓に返って来る血液の音を聞きます。
心臓や肺に負荷がかかっていたり、血圧が高かったり動脈硬化が進んでいたりすると、血液の逆流音や血液が擦れる音がします。
背中の音は、主に肺の音を聴きます。肺は上中下と3つのパートに分かれていて、それぞれ左右で音を聴きます。肺炎があるとプクプク音がしたり、喘息があると気管が細くなっているためにヒューヒューという音がします。
また呼吸音が聞こえない部分は、たんが詰まっていたり、気胸や無気肺という病気を発見するきっかけになります」
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)