『弱虫ペダル』永瀬廉×伊藤健太郎 激アツ青春ストーリー
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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第884回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、8月14日に公開された『弱虫ペダル』をご紹介します。
この夏、誰もが自転車ロードレースに魅了される!
累計2500万部を超えるスポーツ青春漫画「弱虫ペダル」。
今年(2020年)で連載12年を迎える大人気コミックスが、この夏、満を持して実写映画化されました。
『弱虫ペダル』のあらすじ
運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生、小野田坂道。
地元・千葉から秋葉原までママチャリで通う彼は、高校では念願のアニメ研究部に入ろうとしていたが、部員数減少のため、アニメ研究部は休部。ショックを受けていた。
そんな坂道の自転車での走りに目をつけたのが、同級生の今泉俊輔。今泉から持ちかけられた自転車レースの勝負を受けたことがきっかけで、坂道は初めて自転車で走る楽しさや充実感を味わうこととなる。
そして秋葉原で出会った同級生・鳴子章吉に誘われて、自転車競技部に入部することに。自転車選手として思わぬ才能を発揮することになった坂道は、やがて、レースで走る喜びを見出して行く……。
『弱虫ペダル』のみどころ
主人公・小野田坂道を演じるのは、King & Princeとして活躍しながら、俳優としても注目を集める永瀬廉。気弱な性格ながらも、仲間の役に立ちたいまっすぐな思いを胸に、さまざまな限界を突破して行く坂道を、体当たりで演じています。
また坂道の仲間で、自転車競技部期待の新人エース・今泉俊輔役に伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役に橋本環奈、自転車競技部の仲間に坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)など、人気急上昇中の若手俳優が集結しました。
かけがえのない仲間とともに、自分の限界や壁を乗り越えて行こうとする……。自転車レースを通じて、主人公の坂道をはじめ登場人物たちの成長する姿を楽しめるのは、この『弱虫ペダル』という作品が持つ最大の魅力。
それは実写映画化された本作でもあますところなく描かれており、その頑張る姿が個々の俳優の魅力にまでつながっているのは、映画版ならではの見どころと言えるでしょう。
あなたもきっと応援したくなる、激アツな青春ストーリーです。
<作品情報>
『弱虫ペダル』
2020年8月14日(金)から全国ロードショー
監督:三木康一郎
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
脚本:板谷里乃・三木康一郎
音楽:横山克
主題歌:King & Prince「Key of Heart」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、竜星涼 、皆川猿時
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008
公式サイト https://movies.shochiku.co.jp/yowapeda-eiga/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/