血管って細い方がいいの? 太い方がいいの? 医師が回答

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「血管の太さ」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」で解説された。

血管って細い方がいいの? 太い方がいいの? 医師が回答

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『血管は細い方がいいのか、太い方がいいのか』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。

「腕の表面に見えている血管は、静脈と言われるものです。血液を身体の隅々から心臓まで運んでいるのが静脈です。

献血や点滴で使われるのがこの静脈で、血管が細く難しい場合には、注射でつらい思いをすることがありますが、あたためたり手の運動をしたりすることで、この静脈は広げることができます。

静脈の太さは健康状態とは関係ありませんが、細くて困るのは動脈の方です。動脈は、全身に酸素や栄養分を送る最も大事な役割を担っており、動脈が細くなるのが動脈硬化で、問題とされております。

動脈硬化は初期症状がほとんどなく、静かに静かに進行するため、新鮮で栄養充分な血液が身体に行き渡っているか、定期的な検診を受けるなど、日ごろからの注意が必要になります」

協力:予防内科医・中村康弘
監修:日本健診財団

(ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」7月28日放送分より)

番組情報

健康あるあるWONDER4

毎週月曜〜木曜 17:25 ‐ 17:30

番組HP

健康の気になる話題、素朴な疑問に日本健診財団のお医者さんが答えます。

定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!

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