世界の標的になりつつある中国~NATOが対中国見据えアジア太平洋各国と連携強化へ

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月16日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。NATO首脳会議の共同宣言で中国への対応を重視し、アジア太平洋各国との連携を強化する方針を示したというニュースについて解説した。

習近平氏、清華大学を視察(北京=新華社記者/鞠鵬)= 2021(令和3)年4月20日 新華社/共同通信イメージズ 写真提供:共同通信社

NATOが対中国を見据えてアジア太平洋各国と連携強化へ

北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議がアメリカのバイデン大統領も出席して開かれ、共同宣言で「中国の野心と強引な振る舞いは国際秩序への挑戦だ」として、NATOとして中国への対応を重視し、日本などアジア太平洋の各国との連携を強化する方針を示した。

飯田)G7サミットでも「台湾海峡の平和と安定」という文言が入りましたし、その後に行われたアメリカとEUの間の首脳会議でも中国の話が出て来ています。

新型コロナウイルスも中国が初期段階で情報を開示していれば、ここまでの感染拡大はなかった

高橋)中国が完全に世界の標的になってしまっていますね。そういうものなのでしょう。秩序を乱していたのは事実ですし。今回の新型コロナウイルスにしても、「初期段階できちんと開示してくれたらよかったのに」と思う人は多いのではないでしょうか。

飯田)そこで抑え込むことができれば、これほど世界に伝播していろいろな変異をするところまでは行かなかったのではないかと。

高橋)しかも中国当局はその前から知っていたはずなのに、言わなかったでしょう。それは問題ですよ。

中国原発で放射性希ガスが放出

飯田)こちらも心配なのは、広東省にある台山原子力発電所から放射性希ガスが放出されたことが明らかになったと、フランス電力が記者会見を開きました。中国当局は問題ないと言っているようですが。

高橋)中国当局の基準では問題ないということでしょう。何が起こったのかを言わないで、外には健康被害がないと。しかし、どんなに被害があっても「被害はない」と中国は言う国なのでしょう。日本や欧米の基準など、それぞれの基準からオーバーしていることが出たら、「問題だ」と言うのですが。健康被害がなければ問題ではないと。それは健康被害がないように立ち退きさせてしまえとか、そういうことかも知れませんね。

飯田)武漢のコロナウイルスのときも、オーストラリアの首相などが第3者できちんとチェックするべきだと言っていましたが、これもそうなって行くべきですね。

高橋)国際機関を使うという議論になっても不思議ではないですよね。

飯田)WHOと違って、IAEAは中国と親しくない。きちんと調査してくれますよね。

高橋)やってくれないと困ります。でも、中国は多分受け入れないでしょう。WHOのように「懐柔してしまおう」と思うのではないですか。

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