ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月19日放送)にジャとーナリストの須田慎一郎が出演。7月19日から導入される「ロードプライシング」について解説した。
首都高「ロードプライシング」スタート
オリンピック・パラリンピック期間中の交通量抑制のため、都内の首都高料金を時間帯によって変動させる「ロードプライシング」が導入。自家用の普通車や軽自動車、二輪車で午前6時〜午後10時に料金を千円上乗せする。夜間(午前0〜4時)はETC車のみ5割引きとする。
飯田)7月19日から、午前6時~夜10時までは、首都高で千円上乗せするという「ロードプライシング」が始まりました。
須田)無観客で、海外からもほとんど人が来ないので、必要があったのかどうかと不満を持っている人が多いと思います。新しい仕組みとして「ロードプライシング」が出て来ましたが、これが有効なのかどうかを確認しようとしているのでしょう。
飯田)諸外国では、都市部に過度に車が流入しないようにすることや、CO2の削減に効果があるのではないかというところで、ロードプライシングをやっているところもあります。
データを取るための試み
須田)今回は、データを取るという目的もあるのだと聞いています。
飯田)そうなのですね。
須田)警備体制もそうですよね。16日に地方で仕事があったので、羽田空港を利用しました。羽田空港では、警官隊が下見及び打ち合わせをしていました。羽田空港も海外の一般の観戦客は来ないので、それほど利用客が増えることは予想されませんが、オリンピック・パラリンピックを機に、例えばテロに対しての対処などを、すべてチェックするのだろうという気がします。
飯田)なるほど。平時にいきなり警戒レベルを上げると、「何か起こったのか!」ということになってしまいますが、このタイミングであれば、いろいろと試すことができると。
全国の警察から東京へ
須田)日常風景ですよね。東京でのオリンピックですから、警視庁が行きますけれども、警官隊の背中の表示を見ていると、いろいろなところから来ているということがわかります。
飯田)私も先日、下関ナンバーの警察車両を見ました。
須田)お台場を回っていると、目立ちますよね。かなり早い段階の2~3週間前から入って来ています。
飯田)ノウハウの共有などもあるわけですよね。
須田)あとは指揮系統のチェックもあるようです。
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