100℃近いサウナで「火傷しない理由」はなぜ?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月3日放送分のテーマは「サウナで火傷しない理由」です。
温度が100℃前後にもなるサウナですが、どうして火傷をしないのでしょうか? 100℃のお湯であれば、少し触れただけでも大火傷してしまいます。
いくつか理由がありますが、「空気は水に比べて熱を伝えにくい」という性質があります。熱湯に触れると皮膚はすぐ熱くなってしまいますが、自分の周りの空気の温度が高くても、皮膚はすぐさま空気と同じ温度にはなりません。
また、体のまわりに空気の層ができることで、熱さから皮膚が守られる性質もあります。サウナでかいた汗もバリアになり、皮膚が熱くなるのを防ぎます。それに加えて、水分が蒸発する際に温度を下げる、いわゆる「気化熱効果」によって、体の熱を奪ってくれているそうです。
このような理由から火傷することはないそうですが、サウナルームのなかで眠ってしまうと、「低温やけど」を起こす危険性があります。サウナルームで寝てしまうケースは決して珍しいことではなく、深刻な脱水症状を引き起こしますので、くれぐれも注意が必要です。
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