躊躇ない殺し屋と相反する悲しみを描いた鮮烈のキリングホテルドラマ『ホテル・インヒューマンズ』の魅力

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3月20日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、田島青による漫画『ホテル・インヒューマンズ』のおすすめポイント3つを紹介した。

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『ホテル・インヒューマンズ』をピックアップ。この漫画は、泊まりにやってくる殺し屋を完璧に保護する“ホテル・インヒューマンズ”が舞台で、最新の武器を手配したり安心の身元を詐称したりと、普通のホテルにはないサービスを提供するコンシェルジュたちが送る、鮮烈のキリングホテルドラマとなっている。

今回吉田は、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「エモ殺し屋漫画」。殺し屋がなぜ殺し屋をやっているのかっていうのが、ちゃんとストーリーに毎回毎回出てくるんだけど、そのストーリーが1人1人違って。「そういう理由で殺し屋やってるのか……」っていうのが毎回ちゃんとあった上で、アクションシーンとかに突入するんですよ。殺し屋が勝つ場合もあるんだけど、やられてしまうこともあったりして。正義の味方が出てくる物語だと、最後にくるまでヒーロー側ってピンチに陥らないじゃないですか。でも主人公サイドは殺し屋なので、そうすると、殺し屋って生き延びちゃってもその話で死んじゃっても不思議はないでしょ?どっちか分かんないのよ。ストーリーがあったりすると、単に殺されるだけじゃなくてめちゃめちゃエモくて。「奥さんは殺し屋だったことを知らなかった」「殺しの理由は、子供この頃にこんな目に遭ってたから」とか、そういうのがいろいろ出てくるという、非常にエモーショナルな漫画です。

ZOC・西井万理那(パートナー):へぇ~!

吉田:おすすめポイントその2は「殺しの善悪は議論しないが『悲しいよね』とは必ず言う」。人を殺すってなったときに、よくドラマの中で出てくるのは、「こんなことできない!」みたいなことじゃん。「今ここで殺しちゃったら……」みたいな躊躇したりするシーンがあるけど、基本的にみんなプロなんで、やっつけるときに躊躇ないんですよ。「(ターゲットが)近くまで来た!」ってなったら、もう次のページで胸にナイフが刺さってたりとかするんだけど。そこで躊躇が出てくるのって、殺し屋系のドラマではよくある気がするんだけど、この『ホテル・インヒューマンズ』では、殺すっていうことに関しては誰も迷いがない。なのに、「でも殺しちゃったらやっぱり悲しいんだよな」っていう、この2つを描いてるのが結構珍しいの。単なる大殺戮ものになっちゃって「ゲームみたいなものじゃん」みたいな作品とか、あるいは善悪で「人を殺すのはよくない」みたいな話になるかのどっちかが多い中で、これは、善悪は言わないけれども「悲しいよね」ってことだけは絶対に言う漫画なのね。

西井:うんうん。

吉田:おすすめポイントその3は「カタカナがかっこいい」。まず、タイトルの『ホテル・インヒューマンズ』が若干かっこいいじゃないですか。主人公たちの職業が“コンシェルジュ”で、この作品を説明するときに使っている言葉が“キリングホテルドラマ”。よく、(漫画では)このストーリーとは関係ない裏話とか出てくるじゃない。日常的にはこのキャラたちはどうしているかみたいなところが、(タイトルが)「いつもの〇〇」みたいになりがちじゃん?でも、かっこいいです……『オフ・ザ・ヒューマンズ』(笑)この漫画、カタカナがかっこいいんですよ!

躊躇ない殺し屋と相反する悲しみを描いた珍しい作品『ホテル・インヒューマンズ』の魅力を語った吉田。この作品は『サンデーGX』『サンデーうぇぶり』にて連載中となっており、先日コミックス2巻が発売されたばかり。詳細は、公式サイトでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那(ZOC)、末吉9太郎(CUBERS)を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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