『キングダム2 遥かなる大地へ』山﨑賢人、ひと回り成長した主人公を体現!

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第1066回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、7月15日公開の『キングダム2 遥かなる大地へ』と『ミニオンズ フィーバー』をご紹介します。

『キングダム2 遥かなる大地へ』

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映画館で観たい!『キングダム2 遥かなる大地へ』 ~あの大ヒット作が、スケールアップしてスクリーンに帰ってきた!

時は紀元前、中国春秋戦国時代。天下の大将軍になるという夢を抱く戦争孤児・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政が戦乱の世を生き抜く姿を描いた人気漫画「キングダム」。

壮大すぎるスケールから実写化不可能とさえ言われていましたが、2019年に映画『キングダム』が封切られると、多くの観客を魅了。見事、その年の実写邦画No. 1ヒットを記録し、続編を望む声が多く寄せられました。

そしてついに、『キングダム2 遥かなる大地へ』が待望のスクリーンへ。信にとって初陣となる「蛇甘平原の戦い」が、さらなるスケールでダイナミックに繰り広げられます。

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ

国王・嬴政の玉座奪還成功から半年後、隣国・魏が秦への侵攻を開始した。秦は嬴政の号令の下、蛇甘平原に軍を起こす。

信は、歩兵として戦線に向かう。しかし、これまで戦績がまったくない信は、同郷の尾兄弟や頼りない伍長・澤圭、羌瘣と名乗る謎の人物とともに、最弱の「伍(五人組)」を組むことになってしまう。

魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される、軍略に優れた戦の天才・呉慶将軍。かたや秦の総大将は、戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公将軍。

戦略上有利とされる丘を魏軍に占拠され、劣勢を強いられる秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申は、無謀とも言える突撃命令を下し……。

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』のみどころ

本作では、主人公・信役の山﨑賢人をはじめ、嬴政役・吉沢亮、河了貂役・橋本環奈、王騎役・大沢たかおなど、前作から続投するメンバーに加え、新キャストには若手からベテランまで、日本映画界を代表する面々が集結しました。

伝説の暗殺一族“蚩尤”の血を引く羌瘣役に、清野菜名。そして信と同じ「伍」を組む尾平役に岡山天音、尾到役に三浦貴大、伍長の澤圭役に濱津隆之。さらに秦の総大将・麃公を豊川悦司が、魏の総大将・呉慶を小澤征悦が演じ、重厚感ある演技で作品に厚みを与えています。

原作でも人気のキャラクターたちを実力派俳優がどのように演じているかも、大きな見どころのひとつとなっています。

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』

隊形を変化させながら大人数で敵陣を攻めていく合戦シーンはもちろんのこと、人馬一体となって戦う信の姿や、羌瘣による人間離れした剣術など、アクションはどのシーンをとっても迫力たっぷり。よくぞこれだけの映像をカメラに収めることに成功したなと、ただただ驚かされるばかりです。

しかし作品のスケール感だけに終始することなく、人間臭いドラマをじっくりと描いているのが、この実写版『キングダム』最大の魅力。

なかでも今作では、初陣を果たした信の目を通して“戦とはどういうものか”ということが映し出されており、戦いを通じて成長していく少年・信に魂を鼓舞される人も多いことでしょう。

夢と希望と友情が詰まった、春秋戦国大河ロマン。この夏、スクリーンで体感したいエンタメ超大作です。

『ミニオンズ フィーバー』

『ミニオンズ フィーバー』

コチラも映画館で観たい!『ミニオンズ フィーバー』 ~あのウルウルした瞳がたまらない!

イルミネーション・スタジオが生んだ人気キャラクター、ミニオンズを主人公に迎えた長編劇場アニメーション第2弾。

最強最悪のボスに仕えることを生きがいとするミニオンたちが、なぜ怪盗グルーをボスに選んだのか。そしてグルーは、如何にして月を盗むほどの大悪党になったのか。その謎が明らかに……。

1970年代のディスコサウンドとともに描かれる、いわば“エピソード・ゼロ”的な物語。自由奔放でキュートなミニオンたちに癒される、夏休みファミリー映画の決定版。お子さんの映画館デビューにもピッタリの1作です。

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』

『キングダム2 遥かなる大地へ』

2022年7月15日(金)から全国東宝系にてロードショー
出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、濱津隆之、真壁刀義、山本千尋、豊川悦司、髙嶋政宏、要潤、加藤雅也、高橋努、渋川清彦、平山祐介、玉木宏、小澤征悦、佐藤浩市、大沢たかお

原作:「キングダム」原 泰久(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介
脚本:黒岩勉、原泰久
音楽:やまだ豊
主題歌:Mr.Children「生きろ」(TOY’S FACTORY)
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)原泰久/集英社 (C)2022映画「キングダム」製作委員会
公式サイト https://kingdom-the-movie.jp/

『ミニオンズ フィーバー』

『ミニオンズ フィーバー』

『ミニオンズ フィーバー』

2022年7月15日(金)から全国ロードショー
監督:カイル・バルダ
製作:クリス・メレダンドリ, p.g.a、ジャネット:ヒーリー, p.g.a、クリス・ルノー
声の出演:スティーブ・カレル、タラジ・P・ヘンソン、ミシェル・ヨー、RZA、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ルーシー・ローレス、ドルフ・ラングレン、ダニー・トレホ、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース、アラン・アーキン
日本語吹替版 声の出演:笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子、渡辺直美、田中真弓、速水奨、大塚明夫、立木文彦、宮野真守、LiSA
原題:Minions: The Rise of Gru
配給:東宝東和
(C)2021 Universal Pictures and Illumination Entertainment. All Rights Reserved.
公式サイト https://minions.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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