「復元天守」や「復興天守」ってどんなもの?
公開: 更新:
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。8月18日放送分のテーマは「復元天守、復興天守」です。
江戸時代までに建てられ、修復されながら現在まで残っている「現存天守」は、12ヵ所あります。
現存天守以外にも天守は残っているそうですが、なかには古い写真や図面などの資料に基づき、当時の天守を忠実に再建したものもあります。それらは「復元天守」と呼ばれます。
復元天守は、「木造復元天守」と「外観復元天守」の2種類に分類されます。
「木造復元天守」とは、材料や工事の方法も当時と同じものを使い、外観だけでなく内部の構造も再現したものです。福島県「白河小峰城」や、愛媛県「大洲城」などが該当します。
「外観復元天守」は、鉄筋コンクリートなど現在の材料や工事方法で、外観だけを再現したものです。愛知県「名古屋城」や、熊本県「熊本城」などが該当します。
さらに、歴史的な資料が不足していて当時のものを忠実に再建することができず、推測などを含めて再現されたものは「復興天守」と呼ばれます。大阪府「大阪城」や、福岡県「小倉城」などが該当します。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・