「インドカレー」と「欧風カレー」って何が違うの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。9月15日放送分のテーマは「インドカレーと欧風カレー」です。
カレーの種類に、「インドカレー」と「欧風カレー」がありますが、最大の違いは「小麦粉を使うかどうか」だそうです。欧風カレーは小麦粉を使いますが、インドカレーは使いません。
「欧風カレー」という言葉を最初に使ったのは、東京・神保町にあるカレーの名店『ボンディ』創業者・村田紘一さんです。
村田さんは若かりしころ、美術の勉強のためにフランスへ渡ります。そこでフランス料理に使うブラウンソースと出会い、その奥深さを知ったそうです。
そして、ブラウンソースをカレーに取り入れて生まれたのが「欧風カレー」です。名前は「欧風」ですが、日本で生まれたカレーであり、ヨーロッパには実在しません。
欧風カレーもそうですが、日本に伝わってきたカレーは次々と独自に進化し、「カレー南蛮」や「カレーパン」などが生まれます。
1968年(昭和43年)には、世界初の市販用レトルトカレーとなる『ボンカレー』が登場します。この名前は、フランス語で「美味しい」という意味の「BON(ボン)」と、英語の「カレー」を合わせたものだそうです。
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