「嫌がらせ、そのものだ」辛坊治郎 ロシアの日本領事拘束に憤慨
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キャスターの辛坊治郎が9月28日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ロシア極東ウラジオストクの日本総領事館に勤務する男性領事がロシア治安機関「連邦保安局」(FSB)に拘束されたことについて、「あり得ない。日本に対する嫌がらせ、そのものだ」と憤りをあらわにした。
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ロシア国旗
タス通信によると、ロシア連邦保安局に一時拘束された在ウラジオストク日本総領事館の領事が現地時間28日朝(日本時間同)、モスクワ行きの航空機に搭乗した。モスクワ経由で帰国する見込み。
辛坊)日本の領事がロシアで目隠しされ、手も拘束されました。外交官に対し、こんな扱いはあり得ないですよ。国際条約で、外交官はそういうことをされないということになっているわけですから。外交官は外交特権を持っているものの、「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を宣告されると外交特権は剥奪されます。ところが、今回は宣告するよりも前に拘束しているんですよ。はっきり言って、ロシアの日本に対する嫌がらせ、そのものです。ちょっと、あり得ないですね。