「ジャック・オ・ランタン」の「ジャック」って誰?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月28日放送分のテーマは「カボチャの雑学」です。
10月31日は「ハロウィン」です。本来は秋の収穫をお祝いし、悪霊を追い出すためのお祭りで、日本で言うお盆のような行事だそうです。その際、悪霊を怖がらせて追い払うために仮装していたのが、現在では「仮装=ハロウィンのイベントの風物詩」となりました。
「ハロウィン」のシンボルはカボチャをくり抜いて、なかにキャンドルを灯した「ランタン」です。「ジャック・オ・ランタン」と呼ばれ、悪霊を追い払う魔除けの効果や、精霊たちを迎え入れるための「迎え火」の役割があると言われています。
「ジャック・オ・ランタン」の「ジャック」とは、アイルランドの言い伝えに出てくる登場人物の名前です。
ジャックは魂を奪いにきた悪魔をだましたことで、天国にも地獄にも行けなくなってしまいます。悪魔にお情けでもらったランタンの灯りを頼りに、安住の地を求めて暗闇をさまよい続けているそうです。
ちなみに、ランタンはもともとカボチャではなく、カブをくり抜いてつくられていました。しかし、アメリカに「ハロウィン」が伝わった際、アメリカで手に入りやすいカボチャが使われるようになったと言われています。
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