「それを言っちゃあ、おしめぇよ」葉梨法相“死刑のはんこを押した時だけニュース”発言を受け、問題の本質を辛坊治郎が指摘

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辛坊治郎が11月10日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。葉梨康弘法務大臣の“死刑のはんこを押した時だけニュース“発言について「仰る通り。人間、本当のことでも、それを言っちゃぁおしめぇよ」と語り、今回の問題の本質を指摘した。

「それを言っちゃあ、おしめぇよ」葉梨法相“死刑のはんこを押した時だけニュース”発言を受け、問題の本質を辛坊治郎が指摘

参院法務委に臨む葉梨康弘法務相=2022年11月10日、国会内 写真提供:産経新聞社

『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送

葉梨法務大臣は9日夜、自らが所属する自民党岸田派の国会議員のパーティーに出席。「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと発言。翌日開かれた参議院法務委員会で「職務を軽んじているような印象を与える発言」だったとして謝罪し、撤回した。

このニュースについて辛坊は「私ね、基本的に政治家の悪意のない失言の言葉尻をとらえて大騒ぎして辞任に追い込むみたいなことは大嫌いなんです。だいたい、今回言っていることはその通りですからね」と前置きしたうえで、「本質はどこにあるかというと、大臣という仕事を政権は馬鹿にし過ぎているのではないのか」という点だと指摘。「自民党では参院議員を2期12年つとめると『大臣くらいひとつさせてやれよ』となる。だからと言って、能力のない人間に重要な大臣をさせるとちょっとなぁというところがあるので、誰でも務まるポジションに、とにかく2期2回参院で当選したやつをあてておけよいう時に、一番使われがちなのが法務大臣」と語り、歴代法務大臣の問題発言や辞任に至った事例を紹介した。

葉梨法務大臣は当選6 回の衆院議員だが、「こういうことを言っちゃう人を大臣につけちゃう体質の方がはるかに問題」とも述べ、大臣というのはそういうものだという印象がつくと官僚にもなめられると苦言を呈した。

そのうえで辛坊は今回の発言について「その通り。仰る通り。人間、本当のことでも、それを言っちゃぁおしめぇよっていう典型的なケース」と語った。

「それを言っちゃあ、おしめぇよ」葉梨法相“死刑のはんこを押した時だけニュース”発言を受け、問題の本質を辛坊治郎が指摘

■番組タイトル:ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』
■放送日時:毎週 月~木曜日 15時30分~17時30分 生放送
■パーソナリティ:辛坊治郎
■アシスタント:増山さやかアナウンサー(月~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)
■Twitter:@zoom1242
■ハッシュタグ:#辛坊治郎ズーム
■メールアドレス:zoom@1242.com
■番組HP:https://www.1242.com/zoom/

◆radikoタイムフリーリンク
https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20221110153000

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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