日本初の「電球によるイルミネーション」はいつ行われたの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。12月14日放送分のテーマは「イルミネーションの豆知識」です。
日本初の「電球によるイルミネーション」が行われたのは、1903年(明治36年)に大阪で開催された「第5回 内国勧業博覧会」だと言われています。当時、初めて夜間開場が行われ、会場にはイルミネーションが取り付けられました。大きな噴水が5色の照明でライトアップされたそうです。
翌1904年には、東京・銀座にあった輸入食品などを扱う「明治屋」が、12月15日から毎晩クリスマスイルミネーションを点灯し、とても話題になりました。
現在のように観光を目的としたイルミネーションについて、日本での先駆けとなったのは、1981年(昭和56年)の「さっぽろホワイトイルミネーション」だと考えられています。札幌・大通公園にはイベントのシンボルとなるオブジェが設置され、約1000個もの電球が取り付けられました。
当時、札幌の観光客は夏に集中していて、冬はなかなか来てくれなかったそうです。それでも毎年2月の「さっぽろ雪まつり」の時期には大勢の人が来てくれることから、「雪まつり」につながる初冬の新しいイベントとして、イルミネーションが考え出されたそうです。
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